関西弁講座「ちょか」。
来店される講師の方々から息子の成長ぶりの報告を受ける。
買物途中にたまたま出くわしたりするらしい。
「ぼん、大きなったな?」
「えらそうに自転車こいでたで?」
「いっちょまえに”こんにちわ”やて。なかなか商売人や」など。
あいさつしただけで「なかなかの商売人」にしていだいたり、
なんとなくうれしく思う。
ただ、褒めていただいたあとに、だいたいおっしゃられるのが、
「ちょかやな?」や「たいがいがさやで」。
チョカチョカしてるから「ちょか」。
ガサガサしてるから「がさ」。
「やんちゃ」で収まりきれず、このような表現になってしまうのであろう。
とにかく、落ち着きがないのであろう。
しかし、関西人らしいええ表現である。
そのまんまだ。
関西弁というのは、英語に似たところがある。
「文句言う人」を「文句いい」や「喧嘩する人」を「喧嘩しい」。
「サポートする人」を「サポーター」というのにそっくりだ。
「い」と「er」はいっしょである。
また日本語に訳せないというのも、方言のおもしろさであろう。
子供によく言う「ほたえる」や「せちがう」など、説明できない。
「ほたえる」は、「ほたえる」である。
あまり使われなくなった関西弁。
講師の方々、しっかり受け継がせていただきます。
2007-06-28