魚ばなれ。
ここ3週間ほど「とれとれ市」を開催できずにいた。
海の神様のいたずらなのか、火曜日・金曜日にきっちり海が時化る。
本日は天候にも恵まれ、久しぶりに泉佐野漁港へ。
愛すべきおかあさん方も「待ってました!」とばかり
4時ごろから「まだか?、まだ帰ってけえへんのか?」とブーイング。
お目当ては、「今が旬!泉州名物しゃこ」だ。
春は子持ちが多く、身が甘い。
見た目は「虫」そのものなのだが…、旨い!である。
難点は、「湯がくのがじゃまくさいねん!」である。確かに…。
最近、よく取り上げられている「魚ばなれ」の原因に
「下処理がめんどう」、「魚料理がめんどう」、「食べるのがめんどう」など。
そういう需要に応えようと「骨のない魚」を開発する動きまで…。
骨のない魚など、ウズラ卵の入っていない中華丼である。
物足りん!だ。
海に囲まれた日本。
魚食わんと何を食べる!である。
「とれとれ市」は鮮度もハンパやないですし、
価格も市場に流れる前の段階なので絶対的に安い。
またお子さんには「楽な道とじゃまくさい道ならじゃまくさい道を選べ!」
と、人生の教訓なども魚を通じて教えることができる。
その上旨い!のだから、魚はえらい!だ。
かるがもおかあさん。炊いたり焼いたりじゃまくさいですが、
我々堺人が「魚ばなれ」に一石を投じようじゃありませんか!
是非とも「とれとれ市」を。
おいしい魚達と一緒にお待ちしています。
2007-04-13