豆。
最近、食育がらみでいろいろな方とお話する機会が多い。
「それだけ問題になっているのか!日本は?」である。
ただ、食育や!食育や!とやいやい言う必要は全くない。
師匠もおっしゃられているが、
「当たり前のことを当たり前のようにするだけ」である。
朝ごはんは食べる。残さず食べる。「いただきます」を言う…などなど。
子供にとって親の意見・行動は「絶対!」なので、
昔怒られたことを思い返しながら、
我々が「当たり前」を伝えていかなければならない。
私の「当たり前」のひとつとして
小鉢などが何皿かテーブルに無いとなんか嫌だ。
「酢のもん」とか「煮付け」とか…。
アシスタントの「まえっち」も
「バランスも大切ですが、品目をたくさん食べないと…。
一日目標30品目!」と簡単にぬかしてけつかる。
なかなかえげつない目標やないか!である。
妻も意識してか、ありがたいことにいろいろと用意してくださる。
実体験よりかるがもお父さん方には注意していただきたいのだが、
「豆の炊いたん」なんかは、一週間ほどぶっ続けて出てくるはずだ。
「おっ、今週は豆ウィークやな?」などと言ったもんなら
「ちょっとずつ炊いてられるかい!いっぺんに炊かなあかんねん!」になる。
「命ある食材」に・・・。「料理をつくってくれたおかあさん」に…。
当たり前だが、感謝して「いただきます」を忘れてはならない。
息子よ、豆は絶対残すなよ。
2007-04-02