言葉。

こんな大変な時にブログを綴るのはどうかと思い、

控えていたんだけど、徐々に友人や知人たちと連絡もとれだして

なんかしら問題はあるものの、だいたいは無事!と確認でき、

「よっしゃあ、久しぶりにブログでも…」っちゅうのと、

一方では「亡くなられた方もおんのに…ブログって…」

ってなちょっとシュンとした感じの狭間で「どないしよ…」なのだが、

「それじゃあ、いつまでたっても…」なので

ここはひとつ、この大地震と向き合っておきたい。

まず、地震が起こった時、私は何をしていたかというと、食品の展示会場にいた。

メーカーさんが、自慢の逸品を紹介してくれたりするのだ、そう、いつもは。

しかし、今回は、お客様である私なんか素無視で

ほとんどの営業マンが携帯電話を手になにやら忙しい…。

「おいおいおいっ…、ワシ、お客さんと違うんかい!!!!」

ってブチ切れたろか!と思った矢先、妻から地震があったとのメール。

で、私も同じように携帯電話で確認し、えらいことになってるのを知った。

本当に便利な世の中である。

なのに、地震後、被災された方々は、その情報に飢えていたり、

また、錯乱した情報の山に振り回される始末。

挙句の果てには、食糧を確保しておかないと…って買いだめする騒ぎだ。

あれれ…、いやいや…、まずは被災された方が先やん!なのに…。

我々日本人が誇れる和の精神は?和を以って貴しと為すやん!

皆で仲良うひとつになって乗り越えよや!やん。

「どうぞ、どうぞ。お先にどうぞ」のafter you の精神やん?

く~!である。

ほんでもって、なにより、我々は生かされた存在であるっちゅうことを痛感する。

自然が猛威をふるうと、たちまち…である。

で、日ごろの何気ないことに、やっとこさありがたみを感じるのだ。

すぐ忘れるくせに…。

く~!である。

しかし、ちょいと向き合ってみたんだけど、

被災された方にはこれっぽっちも協力できていないのに今気付いた…。

なのに、何もできない見事なまでの無力な自分…。

そうそう、阪神大震災のとき、私は堺なのでそれほど影響はなかったのだが、

高校の友人から「大丈夫?」と連絡があり、めっちゃうれしかったことを思いだした。

別に「大丈夫?」とか「頑張れよ!」とかの言葉が心に響いたわけではない。

誰かが自分のことを想ってくれているってことに響いたのだ。

で、「めっちゃ心配しててんぞ!」って本気で心配していても

これがまた、想ってるだけでは伝わらないから困る。

言葉に意味はないけど、言葉が必要なのだ。

ぼちぼち連絡も取りやすくなっているのだろう。

募金ぐらいしかまだ協力できていないが、

できる限り知っている人間には「言葉」を送ってあげようと思う。

最後に、亡くなられた方々には心からご冥福をお祈り申し上げます。

また、今なお、復興に尽力されている方々、心からエールを送ります。

2011/03/17

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これまでのコメント

  1. gottchi :

     カイチョー早々のご連絡ありがとう!
    長年東京で暮らしているけど、今までに経験したと事無いぐらいの衝撃でした。
    知ってる範囲で、東北の同級生に連絡するも、電話が繋がらず、翌日になって
    携帯の伝言板でようやく無事を確認できました。
    カイチョーだけで無く、何人かの関西方面の友人から連絡をもらい、改めて友人の大切さを痛感!!
    こんな時だからこそ、自分に出来る事を前向きに頑張ります!

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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