2つの目覚まし時計
毎朝早くから2つの目覚まし時計が鳴る。
1つは自分でセットした目覚まし時計。もう一つは息子の泣き声である。
私には9ヶ月になる子供がいる。
彼は早起きで、「お父さん、起きろ!」と目覚まし時計に負けんばかりに泣いてくれる。
日に日に成長する彼を見ていると、仕事の疲れもなんのそのだ。ただ最近、他の子供と比較してしまう節がある。
「ハイハイはいつ頃?」「言葉は?」・・・。
よくない事だと思いながらもついついしてしまう。そんな時、ふと思い出す。
「忘れないでほしい その子はこの世にたった一人しかいないのだ 子供は違う 一人ひとり、みんな違う そんな子どもがいるからこの世にすばらしい 違いが生まれる」(ドロシー・ロー・ノルト著「子どもが育つ魔法の言葉 for the Heart」より)
人と同じがいいにあまり囚われず、彼の個性を家庭生活で見出してのばしていきたいと思う。