10歳。

アイタタタ…、綴るのを忘れていた。

長男が18日で10歳を迎えたのである。

いやね、10歳っつうと、完全に人間なのね、どっから見ても。

酸いも甘いも…まではいかないまでも、

世の中のことはまあまあ理解してきてるのでは…とか思うと、ねえ、である。

勉強なんかもね、迂闊に「よしっ、俺が教えたろ!」なんて言えないレベル。

ぐるっと池かなんかにね、桜の木の間に別の木が何本がどうとかこうとか…。

もうね、「ないないない…、桜の木ばっかりの方がええって」って、どっか行くしかないのね。

先日も、妻の方針なのか普段なら気持ち悪いぐらい早寝早起きを推進してるんだけど、

夏休みってこともあって、遅くまで起きてて「なんか寝れへんわ…」なんて私のもとへ。

「ほな、映画でも見たら?」って、金曜ロードショーかなんかでやってた

「トランスフォーマー」をね、私としては、CGっつうの、

凄い映像を楽しんだらって軽い気持ちでポチッと再生したわけ。

じゃあさ、最初は「うおっ、ホンマにおるみたいやな…」って喜んでたんだけど、

主人公とヒロインが、なんつうの、ロマンスっつうの、そのシーンになると

「お父さん、あのや~、この前の剣道でや~…」って、テレビから完全に目をそらす彼。

おお…お…、関係ないやん…、アカンアカン、笑たらアカン、笑たらアカン、なの。

まあ、誰しも経験があるだろう…、そう、なので、こっちとしても

「えっ今!今せなアカン?んっ、まさか、照れてんの?」なんてちゃかせないのね、なんか。

お互い画面をチラチラ見ながらロマンスが終わるか終わらないかぐらいまで

まったく関係のない剣道の話で無理やり盛り上がっちゃって、たははは…だ。

いやね、記憶として、これぐらいの歳のことぐらいから結構鮮明に覚えている。

ほとんどがくだらないことだらけなんだけど、

ズシッと心に響いたような気がするっていうか、

あん時、あ~言われて嬉しかったわ~なんていうような言葉とか…。

そう、そういえば、小学校5年生の時のこと。

岡山で行われる剣道の試合にオカンが寝坊して、オトンが新大阪駅まで

ぶっ飛ばして運転する車中、オカンに「最悪や。ホンマ」ってブチ切れまわしてたら

「人のせいにすな!自分で起きへんおまえにも責任あるやろ」とさとすオトン。

「あっ、ほんまや…。あんま人のせいにせんとこ…」って今の自分がある。

つまり、私の言動が彼のターニングポイントになったりすることだってあるわけだ。

う~ん、あいつになんかええこと言うてるかな~…である。

息子よ、お互い成長していこな。

10歳のお誕生日、おめでとう!

2014/08/25

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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