香港2日目。

遊びに行くつもりやない!を態度で示すために

バンジージャンプをして日帰りを考えていたのだが、

「いやいやいや、さすがに、一泊ぐらいは…」

そう言うのは、アテンドをしてくれた香港通の弟分W。

うーん、ま、そら、そうやわな…と、2日目は香港へ。

「どっか行きたいところってあります?」

目的を完遂したし、特にな…い…いや、あった!

私は、映画が好きな方で、昔、アメリカに一人旅した時…

イタリアの種馬ロッキー・バルボアがトレーニング中

みんなを引き連れて走ったあの階段を見てみたい!と

そのためだけに8時間かけてフィラデルフィアまで行って

シャドーボクシングをしてきたことを思い出した。

「香港映画といえば、インファナル・アフェアやねんけど、

ヤン刑事が、ほらっ、あの切ない敬礼したとこ!どこや?」

知らんわ!とW。

なんでやねん!警察学校長、上司?のお葬式で霊柩車が

通るねんけど、マフィアへ潜入捜査官をやってるからやな、

バレたらアカンって、人知れず薄暗い路地で敬礼…

切な過ぎて涙ちょちょぎれるあの名シーンを知らん?である。

ま、でも、似たような路地多いから、その辺の路地で写真でも…

そう言おうとしたら、隣で目を見開き、スマホ検索しはじめるW。

聖地巡礼をした人の情報を洗いまくるその様は、もう、刑事だ。

「ハッキリとはわかりませんが、この辺りですね」

地下鉄を乗り継いでまで行くという。

「いや、そこまで…もうええよ。どっかの路地で敬礼したら…」

「アカン、アカンって!なんでなんですか!」

せっかく犯人を追い詰めたのに…と言わんばかりの鬼の形相。

えっ、もう、あれやん、ほんまもんのデカやん…である。

地下鉄を降りると、お葬式用の花屋さんがずらっと並ぶ。

「なるほど!だから、この辺りで撮影したんか」

映画の背景に感心し…て…あれっ?Wがいなくなってる。

おいおいおいっ、聞き込みしてるやんけ。

「見つけました!ここです、ここ、この路地です!」

難事件を解決した刑事Wの顔は晴れやかだ。

「なんでも、こんなことを聞かれたのは、はじめてだそうで」

いや、刑事長へ報告するみたいに…いらん、いらん、そんなん。

この後、敬礼する写真を撮んねんぞ、恥ずかしいなぁ。

で、また、そのシーンでは白い花が見切れているからと

花屋のお姉さんに、ここへ花を置いてほしいと交渉しだす。

今度は、刑事改め交渉人ケヴィン・スペイシーか!である。

「じゃあ、撮りましょう!」って…いや、街中でガチの写真…

恥ずかし過ぎるけど、ここまでお膳立てしてくれた彼のために

“俺は警官だ!”と苦悩するヤン刑事役を演じ切ろうと決意。

お世話になった上司が…亡くなって…心の中で役に入り込む。

撮り直しとか恥ずいから、一発でな!と私…いや、ヤン刑事。

カシャッってできたのが、これ。

な、なんちゅう顔しとんねん…台本、読んだ?である。

3年やなく、20年ほど潜入したから、もう幹部やん!顔。

トニー・レオンが100点とするならば、3点である。

あんなにしてくれたのに、なんか、ごめん…。

ただ、おかげで香港も堪能できたわ!である。

2024/06/24

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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