食育4。
梅ビーフをお取引させていただいている原野さんという方に
「食育のイベントをするねん。来るか?」と誘われて、料理教室に参加させていただいた。
鴨肉・豚肉・梅ビーフ・玉子・牛乳・野菜…など、
あまり知られていないかも知れないが、全国に誇れるおいしい大阪産の食材である。
子供に料理の楽しさやその食材を想像できるようにと企画されている。
息子が喜んで「ソーセージ」を食べていたが、
まさか「豚さん」からできたものとは想像もつかないであろう。
食卓へ並ぶおかあさんの料理が、何からできているか想像できない子供が多いと聞く。
私が子供のときに比べ、やはり便利で豊かすぎる世の中なので仕方がないのかな…?
と、考えてしまう。
冷凍食品でも「チンッ」といわしたら、びっくりするくらい旨いし…。
足らない栄養素や野菜不足を簡単に補おうと「ジュース」や「スナック」もたくさんあるし…。
まったく否定するわけではないが、やはりスローフードを推奨したい。
「命の根源は命」である。
子供には、肉や魚、野菜など命あるものから
おかあさんのおいしい料理になることを想像できるようにしなければならない。
それができて、初めて「いただきます」の意味がわかる。
まあ、えらそうなことを書いているが、
子供の頃の私の「いただきます」は、「怒られるから」だ。ただ、それだけであったと思う。
恥ずかしながら、子供ができてそういう風に考えるようになったのである…。すんません。
息子よ、理由は後回しや。
今は何も考えんと、飯を食う前は「いただきます」を言うねん。
クセにしてまえ、クセに。
もうちょいしたら、教えたる。
2006-12-3