願いごと。
玄関に笹が飾られていた。
そうか、7月7日やん、七夕か・・・である。
三男が幼稚園からもらってきたものらしく、そこには・・・
「からあげやさんになれますように」と先生の字なのだろうか
まさか本人ではない誰かの字ではっきりと書かれた短冊が揺れている。
ははは・・・、別にからあげが大好物!とか聞いたことはないので
無限にある願い事の中から、彼はなぜ「からあげやさん」を選んだんやろ?だ。
まあ、しかし、もし本当になりたいのであれば、
黒いメガネをかけて白い服着てヒゲを生やすまで頑張っていただきたい。
で、次男もだ、学校で書いてきた短冊を私に見せてくれる。
「どれどれ・・・、え~っと、”すーぱーまーけっとになれますように”って、お~・・・」
「そやで、だって、日之出屋ってスーパーマーケットなんやろ?」
「せやけど、えっ、なんや、日之出屋すんのか?」
「やるで~!だって、簡単やん!いらっしゃい、いらっしゃい!ほら、なっ」
いや・・・、ほらっ、なっ!って。
別にさ、いらっしゃい、いらっしゃい!ってただ言うてるだけとちゃうねんで・・・である。
スーパーマーケットがなんなのか、もひとつ理解もしていないくせに、
なりたいと書くのは「私が喜ぶから」とか、そんな理由からなのだろうか?
ま、まあね、テヘ・・・、彼の人生だからね、
好きに選べばいいんだけどね、テヘヘ・・・なんや、嬉しいやん・・・である。
そういえば、長男も、今の次男の歳ぐらいの頃、よくそんなことを言ってくれてたもんだ。
「30まで待ってや!いろいろしたいことある思うから、30になったら帰るわ・・・」とかね。
なので、”もしかしたら、いまだに・・・”なんて気になったもんで長男に電話して聞いてみた。
「おいっ、今日は七夕やぞ。何か願いごと書いたんか?」
「えっ、あ~、別に書いてへんよ」
「なにしてんねん、書かんかい!まあ、ええわ。なんや言うてみ?」
「え~、願い事・・・?う~ん、そやな、ゲームの専門家かな」
なんじゃそれ、しょうもな・・・である。
期待に応えるわけでもなく、ボケて笑かそうともせえへん、
そのうえ、ホンマっぽい・・・って、全然アカンやん!だ。
まあ、なんちゅうんやろ、彼ら3人ともに言えるんだけど、
とにかくゲームより夢中になれるもんをどうか見つけて欲しい!
それが私の願いごとである。
2014/07/07
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