関西弁講座「わや」。
本日は、朝からお昼頃まで雨が降ったり止んだり…。
そんな中、傘をさされたり、カッパを着てこられたり、と来店されるお客様がたくさんいらっしゃる。
心から「有難く」思っている。
そして、だいたいのお客様がこうおっしゃられる。
「やらしい雨やな?」もしくは「やらしいな?」
「いや」という意味である、たぶん。
年配の方が100%の確立でおっしゃられるので、最近は私も言うようになった。
「やらしい雨やな?」は、私の統計ではちょっとだけ嫌なときに使われるのだが、
よっぽど今日の雨がいやだったのでしょう。
「この雨でみなわやや!」と、ある講師がおっしゃられている。
なんか、むちゃくちゃだったのでしょう。
いろいろな解釈ができる「わや」。
関西にぴったりのええかげんな言葉で私の好きな関西弁のひとつだ。
さらに、下町の我々の地域では「わや」に「くそ」がついて
「わやくそやな?」とむちゃくちゃ度が増してなおさらおもしろい。
私のおばあにいたっては、まだそれだけでは終わらない。
「わやくそ八兵衛やな?」と言う。
なんじゃそれ?
彼女のオリジナルである。
2006-10-11