関西弁講座「めっそ」。
大阪で生まれ育って34年。
もうさすがに聞いたことのない関西弁はないはず!と思っていたが…。
久しぶりに「えっ、なんて?」が飛び出した。
「めっそでやってくれたらええよ」と、愛すべきおかあさん。
”めっそ”ってなんでんの?である。
”だいたい”とか”アバウトで”という意味らしいのだが…
皆に聞いてまわったのだが、知る人はほんのごくわずか。
”めっそ”に限らす、”だんない”や”めんどい”などの
愛すべき関西弁は、どんどん消えていってしまうのであろう。
なんせ”KY”やら”リアルに…”などの横文字が、流行するぐらいだ。
おじいやおばあが使う訳のわからん関西弁は、
まあ、かっこええもんではないし、
”関西関西”してて使いたくないのも、わからなくもない。
時代が変わるにつれ、もちろん言葉も変わっていくもんであると思うが…
知ってしまった以上、”めっそ”が無くなるのは寂しい。
使わなくなるから、消えていく。
「原因と結果の法則」である。
息子よ、おまえと話すときは、
「これでもか!」と関西弁を意識して話するから、ちゃんと覚えていけよ。
まあ、全部が全部そのまま使わんでもええ。
めっそでええからな。
2008-04-02