関西弁講座「いぬ」。
風邪をひいた。
「にいちゃん、どないしたんや?えらい声して。風邪ひいたんか?」と講師。
「そうですねん。声でまへんねん」
「はよ仕事おいて、さっさといななあかんで。今日は風呂もやめときや」
言いたいことがいっぱいある。
「おく」とは「済ます」。「いぬ」は「帰る」。
「風呂もやめときや」は「風邪のときの注意事項界の王様」である。
最近はあまり言わなくなったが、小・中学生ぐらいのときに
なんか大人になれた感じがして、よく使っていた「いぬ」。
ちょうど「ブリーフ」から「トランクス」へと
大人の一歩を踏み出す頃であったと思う。
そういえば、息子も幼児から少年へとなりつつある。
「ウルトラマン」のポーズを…。
お友達の中に少し大きな子供がいるともっぱら「ウルトラマン」らしく
「見せていない息子の孤独感がハンパやない」
と、かわいそうに思った妻がビデオを録画して見せたそうだ。
ついでにウルトラマン世代の私も見ることに。
どうも気になったのが、
ひげを生やしたじいさんがちょいちょいバイクにのって登場する。
「なんや?誰やねん?」と思っていたら
「まさか…?あっ、変身しよった!俺のときのウルトラマンや」である。
新・旧ウルトラマンの夢のコラボレーション。
「ウルトラマンの人、こんな年齢いったんか」と昔を懐かしむ。
我々ウルトラマン世代へ時差なしで放映されているのだ。
つまり、ターゲットは子供ではなく、我々とちゃうか?である。
妻が「そんなことないやろ」と言った瞬間、次回予告では「セブン」が…。
やっぱり、そうや。※またビデオよろしくお願いします。
つづっているうちに、「ウルトラマン」で少しヒートアップしてしまった。
はよいななあきませんね、講師。
薬のんで風呂入らんと寝ます。
2007-03-01