近所のちびっ子達。
おかんより「なんや疲れたかして寝てもたで」との電話。
妻が入院してからは私が仕事を終えるまで起きているあの息子が、
毎晩飽きもせずウルトラマンごっこを要求してくるあの息子が、
私の夕食をこれでもかと徹底的に邪魔してくるあの息子が、
今日は寝ている。
仕事にもようやくゆとりができてきたので
今日は久しぶりにゆったりした夕食にありつける。
この素敵な最高の夕食を用意してくれたのは、
なにをかくそう近所のちびっ子達だ。
長いこと一緒に遊んでくれたいた。
ヒーロー役3名、悪もん役3名で対決する単純明快な遊び。
見るからにいやそうだったが、
会議の結果、そこへ息子を参加させていただけることに。
「じゃあ、こうちゃんは赤ちゃんの役やで」と。
「えっ、赤ちゃん役っちゅうのは何をさしたらええんや?」と私。
「見てるだけ!」
「え?、えげつないこと言わんと、なんかあるんちゃうん?」
「だって、むちゃくちゃやもん!」
「確かに…。まあ、しゃあないか。」
彼も言われた通り最初は赤ちゃん役を律儀に演じていたが、
もう我慢しきれず、「シェア!」とウルトラマン役で無理やり乱入。
案の定むちゃくちゃで誰がどう見ても完全に邪魔者扱い。
私にも経験はあるが、親の立場として見ると非常につらい。
まあ、ちびっ子の中でもまれるのが一番である。
息子よ、そんなもんや、社会っちゅうもんは。
おまえの思い通りばっかりになるもんやないぞ。
ほんで、近所のちびっ子達。
今日は、いろんな意味でありがとう!
2007-09-12