言葉の力。
先日、本店へ行った際、久しぶりにある愛すべきおかあさんとお話した。
「いや~、にいちゃん。なんや、いっこもこっちに顔出さんと。アカンで!」
「すんません・・・。なかなか・・・」
「もう、ええ!あんたの顔なんか見たないわ!」
本店と堺駅南口店ってのはそんなに離れてないんだけど、
もうね、名古屋~大阪ってぐらいの遠距離恋愛を2年ほど続けてて
久しぶりにデートを誘ったんだけど、急な残業でドタキャンしたカップルか!である。
で、次の日、本店のスタッフから報告があった。
「おかあさんになんか言われた?えらい気にしとったで。謝っといて!って」
「んっ?あ~!あんたの顔なんか見たないわ!ってやつかな?」
「本人、何にも気にしてないと思うで!とは言うたけど。言いすぎたわ~って」
「わはは・・・」である。
もうね、この遠距離恋愛、あと2年続いたら
妻には悪いけど、「一緒になろか?」って言おうかな・・・だ。
いやね、確かに”言葉の力”ってのはえげつない力を持っている。
何気ない一言で、すげー落ち込んだり、すげーうれしかったり。
私は生まれが堺だからかなのか、言葉がわりと汚い。
息子たちが気持ちええぐらい真似しよるもんやから、気を付けないと・・・なのだ。
優しい言葉を使うということは、意識が優しくなり、表情までも優しくなる。
実際に、今、ニヤ~ってしてるってぐらい。
で、これは、メールやブログなんかの活字は細心の注意が必要である。
情報がそれしかないので、もろに伝わってくる、ガツンとね。
ただ、面と向かって話をするって場合は、
言葉の意味なんかそれほど重要じゃなくって、
顔の表情や声のトーンなんかの方が気持ちは伝わるってもんだ。
なので、おかあさん。
おかあさんの表情見てたら、そんなもん、本気で聞こえまっかいな!
「あんたの顔見たない」って、もう、そんなツンデレいりまへん!である。
いや~、しかし、愛すべきやわ~である。
そんなホワ~ってなってるところへ携帯電話が鳴る。
「おとうしゃん、バジャーのポスター貼るのん忘れんといてや。
おかあしゃんが、ちになってるねん!」と次男の声。
いや・・・、バジャーやなくてバザー、ちになってやなくて気になって、やで。
まあ、言葉の意味なんてどうでもええ!おまえの声よ・・・、たまらんわ!である。
2012/10/05
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