親孝行。

先日、ある勉強会でめちゃくちゃお世話になっている大先輩から

「101周年」の記念品をいただいた、私みたいなものに…あざーっす。

ま、その会社は京都にあるんだけど、老舗の多い京都では

100年なんてまだまだ道の途中どすえ的な感覚とよく聞く。

いやいや…、凄いことやん!100年って戦争も乗り越えてるやん!

私からしたら「どえらいことやん!」なんだけど…

そう、これだけの偉業をなされている会社のトップは決まってこう言う。

「いやいや、たくさんの方々のおかげです」と。

半沢直樹ではないが、感謝と恩返しが凄まじい…。

で、ま、確かにそうなんやろな…なんだけど、想像でしかないわけだ。

だって、私はそれを経験していない。

言葉ってのは、めちゃくちゃ目の粗いコミュニケーションツールだから

話を聞いたり、本やテキストを読んで解ったつもりでも、

経験やその立場にならないと言葉の本質までは間違いなく理解できない。

例えば、うちのスタッフが妊娠してるんだけど、

鼻から西瓜なんでしょ?というえげつない表現でしか例えられないように

男の私は出産の大変さなんてのは、どれだけ勉強してもわからない。

実際は、えっ、西瓜って?いやいや、そんなもんやないからな!

っていうんだから、そりゃあ、もう、ひえ~…女性はやっぱ凄いな…である。

「親孝行」ってのもそうだ。

若いときは、めっちゃ大切なことってのは理解できる。

ただ、親の立場になると、なんかニュアンスが変わる。

わが子に対して親孝行してほしい!なんて微塵も思ったことがない。

元気に生まれてきた瞬間に親孝行のほとんどが終わっているのだ。

生まれてきてくれて、マジでマジでありがとう!なんてね。

で、ほとんどだから少し、ホントめっちゃ少し残ってるんだけど、

それは、私より長生きしてくれると完結する。

そうなんです、先日、次男が誕生日を迎えた。

中学1年生だから、多感な年ごろでさまざまな悩みを抱えていることだろう。

しかも、コロナウイルスのせいで「生きる意味は?」なんて

大人でもスゲー難解な基本的な問い掛けにまで

向き合わうことだってあるかもしれない。

考えなきゃいけないことがたくさんあるんだろうけど、

私からしたら、ただただ生きてるだけでめっちゃ意味がある…

ってか、それがすべてなのだ!

なんか、ショッキングなニュースが続いてたので

こんなことをふと思う今日この頃…。

息子3人のなかの真ん中だからか、なかなかの世界観に驚くことがあるが、

とにかく笑顔で一日一日を楽しんでくれることを心から祈っている。

君の誕生日をブログに綴るのが遅れたのは

決して、決して、忘れてたわけやないからな!

どうか許していただきたい。

親孝行な次男よ、誕生日おめでとう。

2020/09/28

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これまでのコメント

  1. 全日食うえやま :

    何を隠そう私も次男です。

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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