自分とは。

おいおいおいっ、大丈夫か、地球?である。

こう暑い日が続くと本当に心配になってくる。

で、まあ、店の前で愛すべきおかあさんへご挨拶すると

「にいちゃん、ほんまに暑いなぁ」なんて声が返ってくる。

そして、「あんた、どんだけ暑いんや、どれ?」と私の腕を触る。

いや、ええよ、全然ええ、ほんま、なんぼでも…

どこをどれだけ触ってくれてもかまへんけど…

な、なんで、触るん?だ。

あっ、そういえば、ネットニュースでは「セクハラ」が話題で

んっ?これも「セクハラ」が適用されるのだろうか?と頭に浮かぶ。

いやいやいや…、こんな49歳にもなるおっさんをね

愛すべきおかあさんが笑顔で触るとか、もうね、素敵な物語である。

じゃあ、俺も…って、あほんだら、そんなもん、許されるわけがない。

そもそも「セクハラ」なんて、私世代っていうか、私を含め

おっさん連中が、死ぬ気で向き合わなアカン案件だ。

えーっと、触りたいか、触りたくないか、どっち?

そんなコンパのノリで聞かれても返答に困るが、

どない考えても「セクハラ」なんて…である。

なぜなら、私は日之出屋の代表という仮面をつけたり、

3人の息子の父親という仮面をつけたり、

さまざまなペルソナを演じている。

ぜーんぶ仮面をとっぱらってただの個人なら…もしかしたら…

なんだけど、うちの社員が…うちの息子が…とか考えるわけで

自分勝手に好き放題できるはずがない。

それこそ、我のまんまで「わがまま」であろう。

冒頭の「大丈夫か、地球?」にしても

自分さえ良ければでなく、次の世代のことを考えなきゃいけない。

そう、次の世代にあたる長男が誕生日を迎えた。

19歳にもなる。

もうね、私よりでかいし、すっかり大人なんだから…

とは思うけど、何をするにしても、やっぱり息子たちが頭をよぎる。

将来ね、長男が結婚とかしたりして子供ができたりして

アホみたいに暑いなか「外で遊んでこい!」とか言えるんかな?とか。

将来ね、あんたとこのお父さん、セクハラしたんやてね…

なんて、後ろ指さされたらさすがにかわいそうやろ?とか。

ということでだ、誕生日でいい機会だから

「自分」という言葉の定義を長男と共有しておきたい。

自分の「自」とは、己とか我とか個人、個性を意味する。

で、自分の「分」とは、何かの一部分の「分」という意味で

それがくっついて「自分」と、私は解釈している。

つまり、誰もが何かに所属しているということだ。

長男の場合だと、家族の一員だし、大学の一員、サークルの一員、

たくさんの友人、大阪人、日本人、地球人…

何かに所属意識を持ったうえで「自分」を確立してほしい。

19歳にもなったんだから、

親の言うことをそない聞く必要もないと思うし、

自分のやりたいことを存分に楽しんでくれたらいいと思う。

ただ、さて「自分」とは?と頭の片隅にでも置いてくれれば…。

なにわともあれ、長男よ、誕生日おめでとう!

私は、なんとか地球が熱なり過ぎんように

何からやってええんかわからんけど、活動していきます。

次の世代のために…。

2023/08/21

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