緑の地球のためにⅡ
うーん、まだまだ暑いやないかい…ってことで、前回の続き。
お客様からお預かりした大切な寄付金なので
「FOR THE GREEN EARTH」企画に至るまでの経緯を説明したい。
なぜ、寄付って形を?について、前回でも申し上げたが、
こんだけ暑なってきたら、次世代の未来はたまらんやろなぁ…ってことで
私ひとりで動くよりも集で動いた方が、より大きな効果をもたらすのでは…だ。
次世代には、私情かもしれないが、うちの子も含まれてましてですね、ええ…
んっ、あんたとこの子のためかいな?と…いやいや、滅相もございません!
そう、自分さえ良ければ…の感覚でね、世の中が良くなるわけおまへん。
加えて、コロナ禍で「お金の価値とは?」をいろいろ考えさせられたから。
例えば、お客様へ10円を還元するサービスだと、10円は10円だ。
しかし、寄付って形に回せば、もしかすると、10円以上の価値が…である。
いやね、「なんでやねん…私に還元せんかい!」って話かもしれない。
もちろん、そりゃね、私だってそう思う、はい。
なので、ま、一週間に1日ぐらいはね、
そういう日があってもええんちゃうんかなーっていうのと
持続可能な観点からも考慮した結果、水曜日のみ!となったわけである。
じゃあ、何に寄付をするの?について、当初は「植樹」を考えていた。
店の近くに川があるから、川沿いに桜でも植えたろかい!
そうすれば、「あっ、あの寄付がこの桜か」って目に見えてわかりやすく、
景観もよくなって、ほんまに少しやけど、緑の地球へと貢献できるのでは…
なんて話になり、その足で市役所へGOである。
「桜、植えてもええ?」「どこに?」「川沿い」「誰が?」「ワシ」「なんで?」…
あー、もう、面倒くさいなぁである。
「勝手に植えてもええ?」「アカン、アカン、アカン…無茶したらアカンで」
ま、そらそうやわなぁ…。
で、まあ、管理は誰がすんねん?費用は?など、さまざまな問題は当たり前で
結局、公園にでも植樹する予算に充ててもらおうか…そやけど、安直やなぁ…
なんて、頓挫しかけたところへお取引のある農家・辻さんとの話から好転する。
「前の大阪の台風でビニールハウスとか飛んでってもうて、木も心も折れて…」
「あー、またゼロから言うたらなぁ、ほんで、放ったらかしの畑が多いんか…」
「”再生してほしい“とかの声は結構あるんやけど…」
「おっ、ええやん、ええやん、やったらんかいな!」
「いや、ま、そうやねんけど…お金がね、結構…」
お金?ちょいちょいちょいちょい…ちょいやで、協力させてよ!である。
緑の地球のために…都市型農業は凄い効果をもたらすのではと直感したのは
車産業で衰退しスラム化したアメリカのデトロイトが、農業で復活した話を
耳にしたことがあり、「ええんちゃうか!」と即決して現在に至るわけである。
緑の地球のために…だけやなく 地産地消、大阪農業の復権・活性化への支援。
また、ウクライナ侵攻が必然と考えるならば、いろんなメッセージがあって
「自分の食べ物ぐらいは 自分の国でどないかせえよ!」もそのひとつかと…。
それだけやない!畑で野菜・果物を作れば売れるやん!って簡単に考えがちだが、
そんな簡単なものではなくて、作ったらちゃんと「出口」を整備しなきゃいけなく、
加工にするのか?規格もので販売するのか?日之出屋でそれを担えたりできる。
大阪なので物流問題は軽減され、安価で提供でき、それがまた寄付に回り…んっ?
なんやったら、岸田さんが言うてはる「成長と分配の好循環」っつう
「新資本主義」にも通じてまうんちゃうか…あっ、せや、雇用の創出も…
もうね、一石に八・九鳥は間違いない。
ハァ、ハァ、ハァ…アカン、興奮して…失礼しました。
次は、詳しい活動報告を…次号につづく。
To be continued
2022/09/07
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