真っ白。
仕事でバタバタなうえに仕事以外の雑務で
ここ最近ひっちゃかめっちゃかな生活が続いていた。
というのは、昨日のある勉強会において実行委員長という
いまだかつて経験のしたことがない大役のおかげだ。
なんかの2次会とかの幹事をやるのとは訳が違う!
当日まで気になって、気になって…だ。
脳みその片隅にひっそりと居座り、決して出て行ってはくれない。
で、当日も、あれはどうすんねん?これはどうすんねん?
司会の原稿は?何したらええねん?誰がすんねん?…
段取り不足から降りまくる難解な質問の雨あられ。
大雨洪水注意報である。
いよいよ開会3分前、ようやく落ち着き、
「ふ?っ」とため息をひとつ、
そして、着席したその瞬間、事件の予兆が…。
「あれ?俺、何しゃべるんやったかな?え?と?」
復習する時間なんてなく、迫りくる開会の挨拶の出番。
「本日はお足元の悪い中…」
このフレーズで始める当日まであたためてきた挨拶は
帰宅途中、お風呂、寝る前など軽く5000回は練習したはず…、
なのに、飛んだ…。
きれいさっぱり飛びよった…。
その沈黙の空間はどこか幻想的で、「真っ白」という言葉がよく似合う。
やってもた?!である。
この後、どんな顔して講演聴いたらええねん?…
そんな想いも最悪の失態も帳消しにしてくださったのが今回の講師。
日本という国の素晴らしさを様々な切り口で語ってくださった。
日本に生まれてよかった?!である。
ただ、日本は日本でも江戸時代とかなら切腹だったかも…。
しかし、本当にいい勉強をさせていただいた。
2009-03-14