省略。
市場にて仲買いさんが、処分したい商品などを奨めてくる場合
「ごめんやけど、スケてや?」というような言葉をよく使う。
”助けて”ではなく、”スケて”である。
”助けて”なんか言われると、なんや言うた本人まで助けなアカンのか?
そんな錯覚さえ生じてしまうので、
”いや、商品だけやから・・・”の意味で”た”が省略されたのであろう。
このような言葉は、知らず知らずのうちに山ほど口にしている。
例えば、魚屋業界においては
「あじの開き」は「あーひー」、「うるめ丸干し」は「うー丸」、
「さんまのみりん干」なんかは「ボト」とか意味のわからんものまである。
先日、友人が口にした「ギブテイということで…」もそうだ。
英語までもが、「キムタク」のノリでカタカナに…。
で、本題だが、「ギブテイ」は「スケて」と同意語ということ。
「スケて?」に対し、「いらん!」では「ギブテイ」につながらない。
いっこも欲しいことあらへんけど、
いつも世話になってるし…
「ええよ!当たり前やん!トラックに放り込んどいてや!」
という義理人情、いわゆる「ギーニー」がなくてはならない。
それなしには、来週一週間「大創業祭」が開催されるのだが、
「愛すべきおかあさん方に喜んでもらわなアカンし、
もうちょっと…もうちょっとだけ…頑張って値段だしてね」
などの問屋さんへのお願いなんか
まさしく「ゴンドー」である。※言語道断
「ギーニー」があって「スケて」「スケられ」での「ギブテイ」である。
この世知辛い世の中、「義理」っちゅうのは大事にしたいものだ。
途中触れましたが、来週より大創業祭が開催される。
いつものご愛顧に感謝を込めて、
スタッフ一同しっかり恩返しさせていただきます。
いやいやいや…、「ギブテイ」でなんて滅相もございません。
我々の精神は「ギブテイギブ」でございます。
「…and give!」っす。
「ココマチ」しています。
※心よりお待ちいたしております。
2008-10-24