白鷹さん。
仕事を終え家に帰るとテーブルに置いてある。
「なんや、これ?」
妻に聞くと、国語の授業で次男が作った本の帯だそうだ。
「へえぇぇ…、おもしろい授業すんねんな~」
そう話しながら着替えてテーブルにつく。
枝豆をつまみ、ビールを飲んで、一息つくところなんだけど、
”白鷹さんって誰や?”が引っかかってプハーッが出てこない。
うーん、じゃあ、夕食でも…と箸を持つんだけど、
”なんで言うたんやろ、白鷹さん…”が気になって箸が進まない…。
おいおいおいっ…と。
帯としては100点満点やないかい!である。
気になり過ぎて、次の日の朝、いの一番に次男から国語の教科書を借りる。
で、こちらが気になってた白鷹さん。
「職人の意地だね」のセリフが日本一似合ってる、うんうん、イメージ通り!
で、まあ、なぜ言ったのか?ってところなんだけど、
なんつうの、「千年の釘にいどむ」って話やん…
白鷹さんが挑戦するんだけど、ほとんど釘の話やん…
ま、実際読みたくなったからね、帯としてはいいと思うんだけど、
その、あの、なぜ言ったのか?ってのは言い過ぎかな…。
もっとこう、なぜ?に対して なるほど!ってなるのかな…と
期待して読んだら、そういえば最後の最後に言ってたかな?ぐらいの
どこをどう思ってどっから拾てきたんや!レベル。
ははは…めっちゃ適当でええかげんなヤツやな…である。
っていうか、なぜ その帯が家にあるのかといえば、
先生からの指導なのか知らないが提出しなかった失敗作だそうだ。
実際は「千年も耐える釘があるという。その秘密とは?」的な帯に
落ち着いて提出してきたと聞く。
なるほど、そやな、その帯ならしっくりくるわ。
先生、ご指導、ありがとうございます。
次男よ、尖がるのは釘だけええぞ!である。
ま、そやけど、笑ろたし勉強できました!ありがとう。
2018/07/16
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