発見。
愛すべきおかあさんとよく雑談させてもらっているが、
営業マンとも、商談とはなんら無関係な話をよくする。
無駄であるかのように思うが、ひょんなところから意外に良い発見がある。
私欲を顧みない素晴らしい日本の逸話・「稲むらの火」のモデルは
ヤマサさんの7代目当主であったこと。
子供の健康づくりに…とカルシウムの「カル」とビタミンB1の「ビー」で
「カルビー」さんが誕生したこと。
冷たいものを食べて頭が「キーン」と痛くなったら
おでこに冷たいものを当てると治ってしまうこと…、などなど。
そんな話をするうちに、営業マンの想いや心意気などが垣間見えたりし、
意外と金銭だけの商談以上のもんになることが多い。
”有用の用を知りて 無用の用を知るなきなり”である。
上記のような言葉もそうだ。
小さい頃、先生やおじいに「覚えとけよ!」といろいろなええ言葉を
意味もわからずに、繰り返し繰り返し、復唱させられていた。
「いっこも意味もわからんのに…」と思っていたが、
大きくなって意味がわかった時、そのルーツをたどるのが非常に良いと聞く。
世の中には、無意味なことなど無い!…かも、である。
しかしだ、ここ数年で3本ほど発見しているのだが、
「え?!なんでやねん?どないしたん?」というビックリするような所から
毛が生えているのには、まったくの無意味でしかないように思えてならない。
抜こうにも、なんか身体に影響するのでは…、と躊躇ってしまう。
意味ないし、意味がわからん!と無視していたのだが、
先日、運転免許更新の写真を見てふと気づいた。
妻から失笑されるほどの”おっ産100%使用”の顔。
はは?ん、なるほど!
あの毛は、おっさんへの階段を上る合図やったんやな!と。
無意味ではなかったんや!と。
…などと、無駄と思えることから意味を見出そうと考える
このブログを綴る時間もまた、意味があるものと信じたい。
しょうもない毛の話やけども…。
2008-05-12