男の料理。
休みの日、先日ブログで綴った”フーチャン中華料理の素”のことを思い出し、
「よっしゃ!今日はワシに任したらんかい!」と焼飯をつくることに。
息子達に”男の生き様”を見せなければならない。
とりあえず、上半身は裸。
頭にタオルなんかを巻いて、男たる格好は準備万端。
妻の「あ?せえ、こ?せえ」のごちゃごちゃうるさい明確な指示にも
「じゃかましわい?!」と、徹底した男っぷり。
しかし、勢いよく始めたものの、全くと言っていいほど料理をしないので
「塩どこや?塩?」「あ?、卵やってないわ!」など不手際さが目立つ。
さきほどの「じゃかましわい?!」の暴言によって、
妻の援護はまず無い!と考えるのが妥当。
「あかん!ええかっこ見せなあかんのに…」と振り返って見ると
そんな私の心境などどこ吹く風で全員が「ちびまるこちゃん」に釘付け。
「せっかく料理してんのに見てくれよ!」である。
全員の注目を集めるためにも
「♪タッタタラリラ?…」の鼻歌に、そして、鍋を振る手に力が入る。
そして、いよいよ完成間近。
妻に「旗なんかあるかな?」と懇願し、できたのがこれ。
「これが”男の料理”っちゅうもんや!」と、息子に持っていくと
「うわっ、おやまご飯や!」と、なんや情けないへなちょこな名前を一言。
「ちゃうやろ!チャーハンでもなく、おやまご飯でもなく、焼飯や!」である。
もっと、こう”男”が前面にでた名前がええのに…。
息子達よ、まあ、名前なんかどうでもええわ。
”男の生き様”をしっかり焼きつけたか?
私と”友蔵”が、ごちゃまぜになっていないことを祈る。
追伸 言わずとも、味は”中華料理の素”によって妻からも太鼓判をいただけた
2008-05-20