気まずい一日。
あるスーパーがリニューアルしたので勉強がてら買物に出かけた。
店前では大道芸人を呼んでイベントが開催されている。
息子達と楽しくショーを楽しんでいたのだが、
よくある素人を前に立たせて笑いを誘うヤツに…
34年間生きてきて、始めてとなるまさかのご指名。
選ばれたからには、精一杯の力を出すつもりで前へ。
お調子者の血が騒ぐ。
ただ…、ここは…、よそ様のスーパーマーケットの前。
もしかしたら「あれ?日之出屋の若ボン!なにしてんのや?」
愛すべきおかあさんが大声を張り上げるのでは…と
”それだけはやめてくれ?”と心配で演技に集中できない。
そんな過剰な心配事は起こるはずもなく、
そこそこ納得のいく演技ができ、ほっと胸をなでおろす。
※本日、ある愛すべきおかあさんから「にいちゃん、昨日はご苦労さん。でもな、自分とこの店の前でせなあかんで!わはは…」と案の定お叱りを…。やっぱり、いてはったか…。
一度、家に帰り、今度は息子達と地蔵盆へ。
近所のチビッコも集まり、花火などを皆で楽しむ。
8時をまわり、いよいよ終盤。
恒例の「ビンゴゲーム」がスタートされた。
意味のわかっていないチビッコに
お兄ちゃん・お姉ちゃんが教えたり、手伝ってやったりと。
そんなええ雰囲気のなか、私の妻(次男の分)が一番に「ビンゴ!」を…。
「どうしよう?」のサインが…
ここに集まっているのは、全員愛すべきお客様。
…まあ、妻の「ビンゴ!」はゲームの流れ上、仕方がない。
しかし、これ以上の身内で「ビンゴ!」は回避しなければ…。
どうか、愛すべきお客様へ!と祈るばかりだ。
そんな父親の考えを微塵もわからない息子は
はりきってわかりもしないのに一番前で当てる気満々。
で、結局…、妻と息子で最悪のまさかの1・2フィニッシュ。
さっかくの休日が、なんとも気まずい一日であった。
しかし、息子達よ。なかなかええ引きしとるやないか!
2008-08-25