未知数。
昨日、息子達を連れ、お墓参りへ。
車で向かっている途中、赤信号で停車しているときのこと。
前の車に「MORI」と大きな文字が書かれている。
会社の車なのであろう、特に気にも留めなかったのだが、
隣に座る息子がおもむろに「エム…」と言いだした。
「おっ!」である。
「なんや?おまえ、英語しゃべれるんか?」
「うん。しゃべれんねん。エムやろ。え?と、オー…」
エムとオーだけでビックリしていたのだが、
それだけでわざわざブログに綴ることではない。
彼の口から放たれた次の単語の発音に度肝を抜かれたのだ。
「アー」と…。
おまえ、誰やねん!である。
普通「アール」やろ!であーる。
彼の友人のお父さんが外国人でちょくちょく習っているらしいが、
知らず知らずのうちにほんまもんバージョンを習得してけつかる。
もちろん、「ゼット」は「ジー」だ。
へ?、えらいもんやな?と感心していたが、
それだけでわざわざブログに綴るほどでもない。
妻が「それだけやないねんで!」と言いだす。
息子達とお風呂に入る時に「論語」の一説や
「声に出して読みたい日本語」を教えたりするらしいのだが…。
「おっ、なんや?ちょっと言うてみ?」
と期待に胸を膨らます。
「いくで?!」と張り切る息子。
「じゅげむ じゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょ…」
おまえ、誰やねん!である。
笑福亭か!である。
「…長久命の長助や?い!」
と、「や?い!」も忘れず最後までぬかしよった。
子供の脳みそはハンパやない!と、うらやましくも思える。
あかん!このままやったら父親の威厳が…。
勉強や、勉強!である。
「え?っと…、息子曰く…」
2009-03-23