時間。
先日、母校の大浜中学校より6人の学生が体験学習にきた。
かわいらしかった当初の自分を思い出しながら、
彼女たちとの若々しいトークは楽しい限りだ。そんな中…
「38歳やけど、いまだに中学校の友人と仲良くしてるで…、あの天ぷら屋の…」
「うふふ…、え~っと、私、その娘です…」
「えっ?うそっ、あいつの娘かいな?わはは…、すげーな!」
「そうか…、そやな…、おかしないわな…。しかし、あいつの…」なんて
不思議の国へ連れていかれそうな瞬間、そう、そのあいつからの電話が鳴る。
「もう来てるか?頼むわな…」と。
わはは…である。
で、そんな変な感じのこのタイミングで中学校の剣道部の同窓会も開かれた。
なんやねん、この空間は?である。
結婚してるとか、子供がいてるとか、仕事をしてるとか、すべて無視。
中学校時代にタイムスリップして、ただただ笑うだけの時間。
だって、ペータに戻ったもん、ペータに・・・。
あっ、私のあだ名ね。意味とか全然わかんないけど…。
時間というのは、すべての人間に平等に一回だけ与えられる。
なので、仕事の中なんかでは、すげーシビアに向き合うし、
家族との時間も大切にしたい…なんて、すげー考えたりする。
時間ってのは、つまり命なわけで時間を無駄に過ごすってことは
命を粗末にするといった考えにまで飛躍するし、
「ほらっ!そんなことを言っている今だってもう戻らないんやで…」
なんて、めちゃくちゃ大事なことなんだけど、
なんつうの、同窓会ってのは、そんなややこしいことをぶっ飛ばして
時間は止めてくれるし、もっといえば巻き戻しだってしてくれる空間だ。
なんの利害もない…、いや、私はそれぞれのお母さんがお客様っていう
関係もあるので一概にはいえないが、
まあ、そんな仲間との時間は何事にも代えがたい。
最後に、体験学習に来た学生にこの言葉を送っておきたい。
「少年老いやすく学なりがたし 一寸の光陰軽んずべからず」
小学校時代、剣道の先生に何度も何度も何度も言わされた言葉だ。
要約すると、友達は大切に!ってことである。
いやね、そりゃね、勉強頑張るのはもちろん大切なんだけど、
頑張っても頑張ってもなかなか大変な世の中…、まじで大変。
だけどね、元気くれたり、助けてくれるのは、やっぱ友達だよ!って意味。
まあ、ほんとは違うけどね…。
あ~、同窓会、楽しかった!である。
2013/02/11
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