昭和のおかあさん。
オープンしてそこそこの月日が経ったわけだが、そうなると
新たな「愛すべきおかあさん」が徐々に明らかになっていく。
本日なんか朝から3連チャンの”愛すべき”をいただいたもんだから
せっかくなので綴らせていただきたい。
まずは、早朝からぶちかまされた。
神明神社へ参拝した後、お店に向かう途中、すれ違うおかあさんから
「あっ、”日の丸”のにいちゃん、おはようさん!えらいな~、毎朝!」と。
ちゃう、ちゃう!日の丸とちゃう!日の出!や、日の出。
まあ、たぶん、”日の出”と言ったつもりであろうから
間違いを正すような野暮なことはせずに、
「あ~、おはようございます!」なんて気持ちのいい挨拶を交した後
「あんたな、神さんに頭さげとったらな…」
と、有難い説法を頂戴する。
で、午前中、いつもの愛すべきおかあさんがご来店。
そして、いつものように”めいたかれい”を手に「調理して!」と。
いやね、毎日のように買われるからね、
そりゃあもう、心の底から”めいたかれい”が好きなんやろな…
って、ずっと思ってたんだけど…
そのおかあさんから「にいちゃんよ…」と呼び止められた。
「どないしましたん?」
「あんた!毎日、めいたかれい食べてると思てるやろ?」
「えっ!違いますの?」
「当たりや!」と。
もう、どないやねん!である。
ほんでまあ、お互い笑顔でお話していると、
そんなことおかまいなしに間髪入れず、次の愛すべきだ。
「なあ、にいちゃん、大根のケン、ちょっとおくれ~な」
マグロのお造りを手になにやら急いでいる様子。
「よっしゃあ、ちょっとお待ちください!」
ロケットダッシュで取りに行こうとしたその瞬間
「あっ、にいちゃん、刀とちゃうで…」と結構などや顔。
また…、もう、しんどいわ!だ。
もう、ええ!もう、お腹いっぱいや!である。
しかし、なんか言わな気が済まんのであろう。
この根っから明るい昭和のおかあさん方々。
被災地でも、名物ともなる明るいおかあさん方がいらっしゃるであろう。
強いのは、なんといっても女性である。
どんな困難にも負けない昭和のおかあさんが
東北・関東でも皆を牽引してくれればと願うばかりだ。
昭和のおかあさん方、頑張ってください!である。
2011/04/11
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