春。
仕事を終えて家に帰ると、たまに息子が起きていることがある。
「いつまで起きてんねん!絵本読んだるから、はよ寝ぇ!」と寝室へ。
見たことのない絵本が山ほどある。
大仙公園の中央図書館で借りてくるらしい。
「目標!年間200冊」と妻が燃えている。博士にでもする気であろう?
どれどれ…。
「かまきりのかま君」「だんごむしのころちゃん」と気持ちの悪い系から
「おすもうマン」「パパイヤのパパ、パンを焼く」と訳のわからん系などさまざま。
「なんちゅうセレクトや!」の中にとびっきりの絵本が…。
「チビ電」である。
ひろし君が引っ越す前にひろし君想いの友達が
良い思い出にとダンボールで小さい電車をつくって
町中を走り回り、最後はお父さんが記念撮影を…。
最後の絵は、ひろし君からのお礼の手紙で締める感動巨編であった。
「ええ話やな?」と感動している私を完全に無視して
彼といえば、毎ページに登場する「猫」がどこにいるのかを必死で探している。
見つけると「ほら、猫!猫!」と…。
猫はどうでもええ!である。
まあ、猫でもなんでもええから本好きになってくれればと祈るばかりだ。
さて、中央図書館のある大仙公園では、桜がいよいよええ感じになってきている。
見に行っとかないと、当然来年まで桜は咲いてくれない。
食材にしても、ほん今が鍋にピッタリサイズ「たけのこ」もしかりだ。
食べておかないと、これまた「今年、食べてへんやんけ?」になる。
もちろん子供との大切な時間も取り戻せない。
大仙公園→中央図書館→日之出屋の「春満喫スペシャルプラン」をお子さんと。
福岡産・合馬のええ「たけのこ」がおまっせ!
2007-04-05