後輩。
なかなか行けずにいたかわいい後輩の串カツ屋へやっとこさ行ってきた。
その名も「串揚厨房 kanta」。※大阪市北区堂島3-4-1 ビル1階
彼は、私が高校3年生のときに1年生として入学。
全寮制だったため、いわば「神様」と「奴隷」といった間柄だ。
少々やんちゃ君だったため、なにかと怒り倒した記憶が残っている。
で、その彼が店をやっているという情報を入手したので、
「よっしゃ!寮長としてお祝いにでも…」が念願かなったわけだ。
「あっ、…まい…ど…です!えっ…うわっ…ほんまに…」
店の扉を開けると、予想以上のリアクション。
16年ぶりの再会で飛び出した最初の言葉といえば、
何人かの来店していたおっさんが食事を楽しんでる中
おっさんがおっさんに向かって「おまえ…、すっかりおっさんやん!」。
おっさんがおっさんを迎え入れているのが、なんか笑ける。
私が持つ彼への記憶といえば、ご両親がすぐに大きくなるやろうと
大きめのブレザーに着られているイメージしかないものだから
「えっ、このレンコンチーズってメニューにあるけど、
レンコンとチーズを一緒に揚げたれ!って考えたんはお前か?」
「えっ、串につけるこのソースはまさかお前が考えたんか?」などなど…
「あのおまえが…」ばっかりの話にどうしてもなってしまう。
それに対して「ええ…まあ…僕しかいないでしょ!」とあっさり。
この感覚は、親子の間柄にも似ている。
おばあとかオカンは自分の想像以上のことを私がすると、いまだに…
「なんやハナたれて泣いとったおまえが…」みたいなことを口にする。
いくつになっても、子であり、後輩なのだ。
ただ、実際、親とかに言われるとなんやカチンッときたりするので
今では2才しか違わない2人ともええおっさんなわけだから、
後輩との接し方には気をつけなければならない。
いや…しかし…、ヒゲとか生やして…マスターか!(笑)である。
お時間がございましたら、かわいい後輩がやっている
「kanta」をどうぞご利用ください。定食もやってますので…。
2008-11-11