展示会。
本日、秋・冬に向けての展示会へ参加させていただいた。
商品の案内はもちろん大切なのだが、
なんといっても、なかなかお会いできない方々とお話する良い機会である。
たとえお話できなくても仕事に情熱を注いでる方々とのご対面は
「負けてられへんな?」と刺激を受ける。
師匠とも久しぶりにお会いしたのが、なかなかの笑顔を見せつける。
語らずとも目を見れば、「やる気モード」なのか「適当に…モード」なのか
私クラスになってくると、わかるっちゅうものだ。
で、その師匠にも負けないほど
「熱いね?!」の米菓メーカーさんとお話させていただいた。
話というのは「おかきと煎餅はちゃいますねん!」である。
正月の鏡餅を鏡開きの時に供えたもんを刀で切ることを忌み嫌い、手で欠き割るのがしきたりとなり、この欠餅(かきもち)を煎ったものが今日の「かきもち」であり、”お抹茶”などというように京言葉から「おかき」って言われるようになったもんですから、そりゃあ、煎餅のように簡単にできるもんとは違って…以下20分ほど続く…
だそうだ。
購入される側からしたら、「どっちでもええよ!」かもしれない。
う?ん、まあ、わからなくもない。
が、しかしだ、その情熱を持った方から案内される商品は、
我々小売業は情熱を持って消費者に伝えるのが筋。
ただ、モノがあふれてるこのご時勢、なかなか伝わらない…。
このように考えたとき、剣道を習っているときの先生の指導を思い出す。
どんだけ練習してもできないことがあり、
先生に「どないしてもできません!」と相談すると
「しゃあないな?。ええ方法をいっこだけ教えたろ!」
耳打ちするかのように「もっと練習せえ!」と一言。
藤澤先生、まだまだ私の情熱が足りませんでした!である。
創り手の想いをもっともっと伝えていかなければならない。
そんなことを感じた展示会であった。
※川上商店さん、鰻は結構伝わりましたよ!産経新聞にも載ってましたね!
2008-07-24