参観日。
子供たちがかわいくてかわいくて
もうね、「食べたろかな・・・」ってぐらいかわいくて仕方がないんだけど、
なんやろう、参観日たるものにあまり参加したことがない。
なんかね、偏見かも・・・、つうか、偏見なんだけど、
「男親は別にええんちゃうん・・・」みたいな感覚が少なからずある。
自分の親がそうだったからなのか、こればっかりは、なぜか別腹だ。
で、先日、次男の幼稚園の祝日参観があることを知った。
振り返ると、長男の場合、彼は感情を表に出すタイプだからと
「行かれへんのに、行くってウソだけはやめて!かわいそうやから・・・」
なんて妻から耳にタコができるぐらい言われていた。
学習した私は、参観日当日、次男に「行けたら行くわな!」と声をかける。
すると、次男は妻の所へ歩み寄り、
「無理やって。言わんでええよ。仕事で来られへんから・・・」とささやくのが聞こえる。
切ねぇぇ・・・、心が痛てぇぇよ・・・である。
長男なら「絶対やで!絶対、来てや!」と吠えまくるのに対し、
感情を押し殺すタイプの次男は、私に気をつか・・・って・・・、く~!だ。
よっしゃあ!次男よ、待っとれよ!!なんて、仕事もそこそこに幼稚園へダッシュ。
期待もしてないのだろうか、振り返って探そうともしない次男がそこに座っている。
心の中では「おいっ!おいっ!!来たぞ!!」って念ずるも届くはずはない・・・。
楽器を使ってお歌を歌う授業がスタートした。
♫わたしゃあ、音楽家 山の小鳥~・・・って、彼は2番を担当することが決まる。
もうね、こっちはね、心の中で「小鳥、頑張れ~!」なのね。
で、先生のところへ楽器の鈴を取りに行き、振り返って私を見つけた瞬間だ。
さっきまで小鳥つってたのに、鳩なのね、豆鉄砲をくらったね。
えっ?そんなに・・・、ねえ?そんなにビックリする・・・である。
少しはにかんだ王子は、その後、2度と私と目を合わすことがなかった。
照れくさいからか何なのかわからないが、私は私で、その日一日、
♫シャシャシャンシャンシャン・・・、いか~がです?が頭の中で鳴りやまなかった。
もっというと、♫シャシャんところは、素早くやし、まあまあ難しいな・・・とか考えてた。
仕事が終わり、夕食時に妻に聞いてみた。
「あいつ、なんか言ってた?」
「ビックリしたな~・・・ばっかり言うてたわ」と。
そら、そやろ。あの顔はビックリせんとでけへんわ!である。
次男よ、子供らしくもっと喜んでくれてもええんやで!
まあ、とにかく、参加するようにするわな。
ゴメンやで・・・。
2013/02/14
この記事にコメントする
Powered by WordPress, WP Theme designed by WSC Project. ログイン
2013/2/15 金曜日 at 1:25 pm
く~~、かわいすぎて、せつねぇ~~。
ほんま、行けてよかった!
王子の心にのこるよ~(*^^*)