危機一髪。
その日の出来事を妻と話をするのだが、今回の話は身の毛もよだつ話だ。
交通事故に遭いかけたと言う。
信号を青で渡っていると、信号無視の車がギリギリのところで急ブレーキ。
石や岩とかに変身できるはずもないのに、固まってしまったらしい。
まわりも少し騒然となった、と興奮気味に話す。
とにかく、怪我がなくてなによりだ。
「私は信号を守っている!私が絶対だ!誰がなんと言おうが青は渡れ、だ!」という考え方が
事故につながりやすいと聞いたことがある。
確かに、万が一事故に遭遇したとしても
「信号守ってたのに!なんでやねん!」と怒ったところでどうにもならない。
事故は事故である。
なので、子供には「青は渡れ」ではなく「青でも注意して渡れ」ときっちり教えなくてはならない。
ただ、人間なので注意力にも限界があり、過失も無くなりはしないと思う。
では、どうすれば…?
見えない力に頼るしかない。
「悪いことをしたら、バチがあたる」の類いだ。
妻は「近所のお地蔵さんが守ってくれた」と言う。それも見えない力である。
息子よ、友達にいけずとかするなよ。
お地蔵さんの前を通ったら手を合わせよ。
ほんで、墓参りも行っとこか。
2006-11-22