出会い直す。
新しい挑戦に向けて動いている。
それに伴って、新しいご縁をいただく。
ありがたい…。
今まで無かったものが手に入ると
なんかね、いろいろと気づかされるのだ。
そう、何かが無いことにはすぐに気づくんだけど、
何かがあることにはなかなか気づかない
ホント、人間ってやつは…である。
今までのご縁だってめっちゃありがたいのに
どこか当たり前みたいになってたりするのだろう。
そういえば、妻にも怒られたばっかり。
用意してもらった夕飯を食べようとして
箸が無いことに気づき
「なぁ、箸、ないで」
そう言った…いや、そう言ってしまった瞬間
「ええなぁ、1回でええから私も言うてみたいわ」と妻。
おっと…やばい、だいぶ虫の居所が悪いぞ。
誰や?
猫に目をやると、にゃ?ってな感じで首をかしげて
アホみたいにかわいい顔でこっちを見ている。
か、かわいい…コイツのわけがない。
じゃあ、どの息子や、長男か?次男か?三男坊か?
いやいやいや…なんでやねん、俺や!である。
当たり前のように夕飯が用意されているとでも…
ちょっとしたことで何をそない偉そうに…
箸ぐらい自分でとったらええがな…
あいたたたっ、ほんまに感謝が足らん、感謝が。
もしも、今、彼女がおらんようになったら
完全に終わりである、SEKAI NO OWARI。
それなのに、おるのが当たり前になって
まったく気づいていないITUMO NO WATASHI。
はぁぁ…、よしっ、51歳を前に新たなテーマが決まった。
「出会い直す」である。
来店いただくお客様を当たり前に思っていないか?
納品されることだって当たり前に思っていないか?
お取引様にも、そして、同じ働く仲間にも
あるのが当たり前に思っているのかもしれない。
おっしゃ、年度替わりってことだし、
会社の方針にも掲げることにしよう。
もちろん、妻とも出会い直そうと思っている。
別にお付き合いしている時に戻るって意味ではない。
いやね、毎日見てるから、もう当たり前の存在なのだ。
だから、そこには感謝もなくなるし、何の気づきもない。
それは、家にある階段と同じように…。
何百何千回と目にしているくせに
「何段ある?」と聞かれると、そう、答えられない。
見ているようで、実は何も見えていないのである。
階段よ、おまえがおらんかったら、どないして2階へ…
あってくれて、ほんま、助かるわ、ありがとう!
いや、ま、そんなことしてたらキリないけど、出会い直さなな。
2025/2/25
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