兄貴~。
どないもいかんな…と潔く諦めがつくほどの
朝からの大雨に打たれながら出社する。
もうね、ここまで降ると逆に気持ちよく、鼻歌まで飛び出す。
♬どしゃ降りの雨の中で 傘もささずに歩いてた~
「誰の歌ですか?」とスタッフが言う。
おえぇぇ、し、知らんの…だって、だってやで
しがない街に生まれてやっとここまでたどり着いたのに
裸足のまんまで立たされて誰を信じられんねん?である。
うーん、ま、私と歳の近い男性スタッフのみ
「おぉ、世代っすね!」とわかってくれるんだが、
なるほど、これがジェネレーションギャップってやつ…
いや、違う、長く活躍されているから知らないわけやなく、
時代時代で進化し続けて?昔は良かったとか意見もあり、
独特というか…個性が強いというか…私も途中、見失い…
とにかくだ、どしゃ降りのおかげで昔を懐かしんだ。
それは、雨どいを伝う雫を見るのが
たまらなく嫌やったなぁってな感じで、ええ。
しかし、思い返せば、たくさんの歌に助けてもらった。
長いこと商売をやっていると、そりゃあね
やりたい事とやりたくねぇ事とが思い通りにいかなくて
死んじまいたいほどの苦しみ悲しみ
そんなもののひとつやふたつ、あるってもんだ。
「夢は何ですか?」と聞かれることが
この世で一番怖く思えたし、
俺の人生はいったいどこで終わってしまうんだろう…
そんなことを考えては夜も眠れず、
ふさぎこんでも答えはNOTHING!である。
せやけども、そう、声を大にして言いたい
くよくよーーーーーするなよ!だ。
だから、まっすぐ、まっすぐ、
もっとまっすぐに生きなアカンわって
何度も勇気をもらえた。
高石市へ出店させてもらった時もそうだ!
羽衣ってことから「天女の住まう街」らしく
店舗へ向かう車中では
♬深く目を閉じて~ 今、天女のように~
なんて口ずさみ、お客様へ祈りを捧げていた次第である。
うーん、昔を懐かしんでいると、
ワークブーツにはきかえ、赤いジャンバーひっかけ
なんかね、無性にコーヒーが飲みたくなった。
そんな私をよそに、予想以上の大雨のせいで
明日の発注をいくつにするか頭を悩ませるスタッフ。
くよくよーーーーーするなよ!である。
なになに、6がいいのか4がいいのかって。
なるほど、よしっ、この歌を贈りたい…いくぞぉぉ!
ろくはよんじゃねぇぇぇぇ
ぴぃぴぃぴぃぴぃぴぃぴぃ…
今年の長かったG.WはN.Tで締めくくった。
2025/05/07
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