優先順位。
よく「仕事ができる」みたいな言葉を使う。
さて、「仕事ができる」というのには定義みたいなのがあるのか?
ま、若手と管理職といった立場が違うと求められるものが違うので
一概には言えないし、うーん…である。
たぶん、人それぞれに「仕事ができる」概念があるだろう。
で、私は代表という立場において「仕事ができる」を考えてみた。
頭のなかでいくつか浮かぶものがあるのだが、
いくら素晴らしいことを綴ったところで
間違いなく「結果」というものを出さないと、ただの寝言に終わる。
そこで、私がというより、歴代の素晴らしい経営者が
どういうことを考えてどう実践されてきたことを勉強すれば
「仕事ができる」定義みたいなものが見えてくるのでは?と考える。
じゃあ、たくさんあるなかでひとつ思い当たるのが
「目のつけどころがシャープ」だということ。
会社を運営していると、ずーっと業績が良いってことはなくて
必ず会社には大変な時があるはずだし、問題ってのが多発する。
もちろん、わが社にも例外なく問題はある。
そのたくさんある問題に対して、ただ羅列して順番に潰していくのではなく、
例えば、「トイレ掃除をしよう!」などと
「えっ、そんなところ?」といった問題に
これっぽっちの迷いもなく、しかも、えげつないスピードで取り掛かり、
しっかりと結果を出された経営者が結構いらっしゃって
優先順位が秀逸すぎて「かー仕事できるなぁ」なんて思ったりするのだ。
そうか…優先順位ねぇ…よっしゃあ!
なんだけど、私一人が必死のパッチで考えたとて知恵には限界がある。
なので、衆知を集めた全員経営を行う必要があるのでは?だ。
「全員の知恵がより多く経営に生かされれば生かされるほど発展する」
経営の神様・松下幸之助さんもこうおっしゃっていることだし…。
とりあえず、私の一番のビジネスパートナーでもある妻と議論することに。
すると…
「そうや!あんた、子供らの誕生日をブログで祝った?忘れてへんか」
なんて、まさかのブログのダメ出し。
なるほど…確かにすっかり忘れている。
このブログを続けて十数年、毎年綴らせていただいていたのだが、
新しい挑戦の準備や立ち上げで、それどころで…は…なか…
んっ、それどころでは?
「仕事のできるできない」は自己評価ではなく、他者評価だ。
つまり、我が家において私は家族のことを優先順位として低く考える
「仕事のできないしょうもない父親」という評価になるということ…。
そう、大切な家族のことをないがしろにして、
いくら仕事ができても真の「仕事ができる」ってのにはならないのでは…。
長々と綴らせていただいたが、ここからが本題。
ごめーーーーーん!3人とも。
お祝いはさせてもらったけど、ブログに綴るのを…ごめん!
なっ、わ、わかってくれるよな、なっ?である。
おまえらは何とも思てへんやろけど、お、お母さんがさ…。
彼女の優先順位のトップは紛れもなく君たちってのがはっきりした。
ま、その、なんや、お、俺もやで…。
しかし、ブログぐらい…で…いや、家族があっての私だ。
では、改めまして、おほんっ…
3人ともお誕生日おめでとう!
君たちがいてはじめていい仕事ができることを考えさせられました。
2021/11/8
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