信念。
先日、九州で行なわれたある研修に参加させていただいた。
待ち合わせ時間は朝の9時30分。
どない考えても苦手な飛行機で行かなければ間に合わない。
まずはなんか大衆にさらされてる感いっぱいの苦手な金属探知機。
予想を裏切らず、きっちり「ピンポンッ」と。
「あっ、小銭っす!小銭!」と慌てふためいて2回目。
意味もなく肩をすぼめて目をつむり…、あえなく「ピンポンッ」と。
「次鳴ったら、全部脱ぎますわ!」と、ベルトをはずしてギリギリセーフ。
飛び立ったら飛び立ったで、なんかフワッとかさせよるし、
外見ても雲ばっかりやし、窮屈で身動きとれへんし…、まあ苦手である。
しかし、そんな嫌な思いをしてでも参加させていただいた研修は
素晴らしいものであり、有意義な時間を過ごす事ができた。
いろいろとご講演を聞かせていただいたが、
しっかりとぶれない信念を持っていらっしゃる。
結果うんぬんよりも信念に基づいての運営。
結果、十数年連続の増収増益にもつながっている。
この厳しい情勢のなか、すぐに結果がほしいのは誰もが思うこと。
HOW TO本がよく売れたりするのも、それだ!
○○の方法、△△の仕方など、小手先の技に目を囚われがちだ。
確かに、理論・理屈で安易に結果を求めるのもひとつ…。
しかしや…!
「どうしたいねん?」より「何がしたいねん?」である。
結果はどうあれ、何を大切にするか?
本質はなんやねん?
そんなことを自問自答する研修であったように思う。
ただ、信念を貫くなら飛行機に乗ってはいけなかったが、
こればっかりは仕方がない。
時にバランスを考えて妥協も必要か…と思ったりも…。
年末に向けて、気合が入った次第だ。
ありがとうございました。
2008-11-24