何歳?
まだ到底本店には及ばないが、堺駅南口店においても
お客様と「愛すべき」関係になりつつあるお客様が増えてきた。
私が仕事をするにあたって一番うれしく思うことである。
で、そうなってくると、いろいろと情報交換が必要になってきて
まあ、だいたいはこんな会話からスタートするわけ。
「にいちゃん、あんた何歳や?」と。
「38歳ですねん」「へぇ、若いな~」なんて流れね、だいたい。
いや…、若くないんだけど、まあ、おかあさんからしたらね、である。
そして、問題はその後だ。
そう、「私は、いくつに見える?」である。
いやね、ヒントが欲しい…。
だってね、聞くだけ聞いといて”女性に年齢の質問はダメ!”ってんでしょ。
いくら年齢を重ねたからといっても、いつまでたっても女性は女性なんでしょ。
どう答えれば…?もうね、お願い!できれば、すぐに申請して欲しい…。
そりゃあね、私だってね、若めに申し上げましてね、
「まあ、うれしい!」っていう微妙な若さを見極められればいいですよ。
ましてや、お買物に来られてるわけですから
気分よく帰っていただきたいので、是非ともそうしたいわけ。
だけど、年齢ソムリエでもない限り、無理だ。ホント、ちんぷんかんぷん…。
でね、今日なんかは、わからな過ぎて「28歳!」って
申し訳ないけど、あり得ない年齢をぶち込ましていただきましたら
「惜しい!29歳やねん」なんてのっかってきちゃって、
まあ、「わはは…」って終わるのかとほっとしてたら、
「いや、ほんまに考えてみ?」って意外に終わんなくて、
「ん~…、じゃあ、ほんまに当てにいきますよ」
と、清水の舞台から飛び降りる気迫で「64歳!」
って目をつむって言ったら「当たり!」と奇跡のドンピシャ。
あれっ、あ…当たんねや…である。
まあ、でも、当たったら当たったで
「あっ、え~っと…」ってな変な感じになっちゃったのは言うまでもない。
現在、いろんな政党が名乗り出てきてるんだけど、
マニフェストに入れていただきたい。
「いくつに見える?質問の廃止」ってのを…。
あ~、58歳っていえばよかった…。
2012/12/05
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