中条きよし。
あのお客様はええお客様で、あのお客様はええお客様やない…
そんな感じでお客様を差別することは絶対にしてはならないと思うし、
もちろん、したこともそう思ったことも無い。
ただ、今現在、新しい店の方にて勤務することが多いんだけど、
昔から本店へ来店してくれている愛すべきおかあさん方々が
「お~い、にいちゃん、久しぶりに顔見に来たで~」
なんて、わざわざいらっしゃってくれたりすると、
なんちゅうのか、ほんまにええお客様やな!とつくづく思う。
「にいちゃん、遠いわ!ここ。しんどてしゃあないわ!ほんまに…」
「遠いのに、いろんなスーパー飛び越えて、わざわざ来たんやで!」
どこか彼氏×彼女の関係でもあるかのようなこのツンデレっぷりには
「えらいすんまへん!テヘヘ…」と、思わず笑顔がこぼれてまうってもんだ。
先日もレジを打っていると、並ばれた愛すべきおかあさんが
「ごめんやで、こんなおばちゃんで…。きれいな子の方がええのにな。
あと20年若かったらな…まだな~」と、申し訳なさそうにお財布を出される。
いやいや…、そんなこと思うかいな!である。
なんせ、何年もの歴史が作ったこの関係は何事にもかえがたい。
で、なぜこんなこと綴ったのかというと、
新しい店舗でも少しずつではあるが、いい関係を築きつつあるのだ。
インターネットがはびこるなか、せっかくの店舗である。
ちょっとした地域のコミュニティーにもなる店舗を目指していきたい。
最後に、そう思える一例を綴っておこう。
お客様が私をこう呼んでくる。
「お~い、中条さん!」
「んっ?僕のことですか?」
「そや、他に誰がおんねん!あんたしかおらんやろ!」と…。
誰が中条きよしや!である。
まあ、誰でもええけど…、とにかく、肩を叩ける関係まで!である。
2011/02/24
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