三ちゃん。
先日、お客様からこんなご依頼があった。
「すいません、果物のカゴ盛り作ってもらえますか?」と。
そういえば、まもなくお盆である。
「もちろん!」と、せっせとメモの用意。
ご予算などお聞きし、「では、のしのお名前は?」ってなった時だ
「あの~…、おにいさんって、本店にいはったおにいさんやんね?」
「ええ、まあ、そうですけど…」
「この御供えは母の四十九日のものでしてね。生前はね、
母との会話のなかで”日之出屋のにいちゃんがな…”って
よく聞かされてたもんですから、ご挨拶しないとと思ってね…」と。
ちょちょちょ…、く~!どんだけ愛すべきやねん…である。
おかあさん、そっちでも僕のええ話してくださいね、ええ話!である。
いやね、常々、うちのスタッフにも
お客様の人生の登場人物になって欲しいと願っている。
仕事をするってことは、結構、そういうことかもしれないとも思っているのだ。
現にだ、お取引先のM食品のK君やK産業のC君は
「いつになったら、ブログに登場させてくれるんですか?」とうるさい。
そう、彼らからしたら私はお客様であって、
その私の人生の登場人物になりたいと言うわけである。
まあ、綴らずとも彼らは8巻と12巻で登場してるから…としておこう。
つまり、関係が深くなればなるほど、登場回数も増え、
そこには金銭を超越した信頼関係までもが生まれ、いいお取引ができる。
そう、自分だけが儲かればええ!ってのじゃないヤツね。
おかあさんのご冥福をお祈りしながら、
上記のようなことをさらに深く考えさせられた。
よっしゃあああ!もっともっと登場したんねん!である。
どれぐらい登場するかっていうと、たとえば「サザエさん」なら
さすがにカツオやワカメなんかのメインキャストまでは…おこがましい。
え~、ノリスケはだらしないし…、アナゴ君はええイメージないし…、
あっ、おった!三河屋の三ちゃん、そう三平。
いっこも海と関係あれへんけど、あいつや、あいつ。
目指せ!働き者の三ちゃん。
御用聞きしまっせ~。
2012/07/31
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