メロンパン。
来週の11日は、今年最後となる
月に一度の「メロンパン焼きたて販売」屋さんがくる。
寒い中、パン屋の兄やんがせっせとメロンパンを焼き上げる。
焼きたては、やはりええ香りがただよう。
先月も「どれ、パン好きの息子に…」と購入し、
喜ぶ息子の顔を思い浮かべながらニヤついていると…。
「すんません。焼く前のメロンパンを売っていただけますか?」
と、私の後ろに並ばれていた愛すべきおかあさん。
「えっ?」と顔を見合す私と兄やん。
「子供にパンはどうやってできるのか、見せてやりたいので…」。
すばらしい!である。
食育や!である。
発酵させ…、グラニュー糖をまぶし…、オーブンで…
など、一生懸命説明する兄やん。
「うわっ、オレもやりたい!オレもやりたい!」と心躍らすが、
しもたっ!である。
時すでに遅し。手には焼きあがったメロンパン3つ。
返品するのは、なんか忍びない。
で、念願のメロンパンが来週に迫ってきた。
息子よ、びっくりすんなよ。
こんなちっちゃいのが、ふわ?とでっかくなるねんで。
おまえのことやから、「もう一回見せて!」とか、しつこいんやろな?。
そや!兄やん、外で寒いから交代で店番せえ。
なんぼでも焼けるとこ見せたる。
2007-12-5