バックトゥザフューチャー。
先日、町内会の親睦を図ったりする食事会へ参加させていただいた。
40歳の私が、超がつくほど若手にあたる会である。
「おいっ、お姉さん方の相手したらんかい!」
と、長老にもあたるトップからの指示で女性陣の席へ。
「いや、いや、どないしよ!胸いっぱいで食べられへんわ!」
「兄ちゃん来たら、恥ずかしぃて大きい口開けられへんやないの…」などなど。
いやいや…、心配せんでも、食べる、食べる!大きい口して!だ。
もうね、×がついたマスク売ってませんか?2000円までなら買うで!なの。
足が痛いやら膝とか腰がどうのこうのなんだけど、口だけはフルスロットル。
「大きい声でゴメンやで。わはは」って…
大きい小さいとちゃうねん、量や、量!である。
しかし、そんなおかあさん方との時間は、ホント楽しかった。
「子供の頃は、ひょろひょろやったのに…。あんた、えらなったな~…」
なんて、何十年もさかのぼった話から始まる。
なんかね、端の方に座ってる長老がドクに見えたぐらい、バックトゥザフューチャーの。
また、お酒なんかも入って、あんなこともあった…こんなこともあった…のオンパレード。
ちょちょちょ…、覚えてへんがな話に
「は、はは、ははは…」が精一杯で、かまわず焼肉を頬張っていた。
しかし、「あんたのおばあちゃんにやな…」の話から箸がとまる。
「あんたは知らんやろけど、オイルショックの時や、あんたのおばあちゃんから
”小さい子がおるんやろ。石鹸粉置いたあるで”って分けてもらったのん、忘れられへん」
おばあだけやなく、おじいにも世話になった話なんかも飛び出してきて
か~…、義理堅いな~…、なんて感謝の念がやまない。
”私の使命は、あなた方おかあさんへの恩返しです!”ってのを胸に
「あと2年ほどしたら、50周年ですねん!ホンマおおきにです」の話を振った。
すると、「ほうか、そないなるか…、なんかするんやろ!いっぱい頂戴や、わはは」と。
なんつうの、この憎たらしいようなことを言うとこが、う~ん…心底「愛すべき」である。
で、「せや、あんたの息子が大きなったら…」の話になりかけて
”えっ、うそっ、未来の話?今から?めっちゃ長なるやん…”ってゾゾッと背筋が凍る。
まあ、ドクの「ほな、帰るで」っつう鶴の一声でタイムスリップ終了。
危なっ!だ。
おかあさん方、また後日ゆっくりお話しましょう。
これからもよろしくお願い申し上げます。
2015/01/19
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