ニョ。
息子の友人がプールを習っていて、コーチから
「キックがいいから、今度から選手コースに変更してください」
と目をつけられ、今ではなんとクロールで泳いでいるんだそうだ。
へたすれば、水泳がからっきしの私なんかよりもすでに上手かも…である。
その差、30歳…。
これが、子供の可能性という芽をのばすっちゅうことである。
そのコーチの一言が彼のターニングポイントとなることであろう。
そういえば、ちょっと違うが、私にもある。
それは、小学校5年生の時。
岡山県で開催される剣道の大会で朝一番の電車に乗らないといけないのに
オカンが寝坊をし、大遅刻となった。
友人から白い眼で見られるのでは…と、車中オカンにキレにキレまくった。
すると、オトンが「人のせいにすな!自分で起きたらええんやないか!」
と、しつこくキレまくってる私へ一喝。
なぜか、子供やねんから…とか反論せずに
「ほんまや…、確かに…」と衝撃を受けたのを今でも覚えている。
それ以来、あまり「言いわけ」っちゅうのをしなくなった。
大人の一言が子供の人生を大きく変える。
で、そんな一言を次男に捧げたい!と頭を悩ましている。
というのは、彼は異常なまでに歌うことが好きで、
そないに好きやったら、上手に歌えるようになってほしいからだ。
妻の歌声といえば、プライドもなにもない場末のスナックで
「♪私は今…」ぐらいしか聞いたことがないが、まあ、並っちゅうところであろう。
私は周知のとおり音痴だし、DNA的には不安が多い。
ピアノを習わすにしても、やはり、
ターニングポイントにもなるええ一言が必要である。
次男よ、まだ言葉もろくに覚えてなくてポニョの歌も
「♪ポー…、ポー…」しか言えてへんけど、ニョやぞ!ニョ。
音痴なおとうさんからは、それが今言える精一杯の一言や。
ほんで、おとうさんもしょっちゅう歌ってるけど
反面教師やから、真似すんなよ。
2009/08/31
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