ナン。
バタバタが続いてたので息子達との時間を取り戻すためにも
遠のいていた「男の料理」を復活すべく頭をひねった。
う?ん、何(なん)にしたろ??
…そうや!ナンにしたろ!である。
写真を見ていただいてもわかるように
これはただ「ナン」を販売している訳ではないのだ。
よく目にする「家族みんなで…」的な車のCMと同じである。
あのCMは車に重きをおかず、子供との時間・空間を販売している。
そうナンです!このナンも「親子のコミュニケーション」を!
というメッセージが紙面いっぱいに込められているのだ。
息子は、まだ「ナン」の存在を知らない。つまり…
「お父さん、これ、何(なん)ていう食べ物?」
「これはな、ナンていう食べ物や!」
「えっ?なんて?」
「だから、ナンて言うたんや!」
「もう?!なんやねん!」
「いや…だから、ナンやねん!」
こんなナンだらけの会話で息子との時間を楽しみたかったわけだ。
で、タオルを頭に巻いてターバンもどきをし、出来たのがこれ。
インド人もびっくり!完璧である。
すると、案の定、「お父さん、これ、なに?」と…。
いや…、なにって…、なかなか予定通りには進まない…。
「これはナンや!」「なんや!ってなんや?」に変更しようも
「えっ、ナパン?」と無理から「パン」に持っていこうとする息子。
ナパンなんか言うてへんやろ!である。
まだ、ちょっと彼には早かったようだ…。
息子よ、もうちょっと日本語と関西弁を勉強してくれ。
「ナン」ひとつで笑いの絶えない食卓になるさかい!
2009-03-17