ドレッシング。
本日の私の「愛すべきおかあさん(お客様)」を紹介します。
今年最後にして、まあ最高の”愛すべき”っぷりだ。
「にいちゃん、ちょっと教えて欲しいねんけど…」
「どないしましたん?」
「このドレッシングで難儀してんねん!」
液状分離タイプのドレッシングを手に困った顔のおかあさん。
「いやな?、かけよう思ても油みたいなやつしか出てけえへんねん」
「よう振らなあきませんよ、このタイプは」
「そら振るよ!でもな、蓋とってかける時には、もう分かれてんねん。
しゃあないから、また蓋して振ってかけよう思たら…
また分かれてて…なんでや?」とおっしゃられる。
たぶん、ドレッシングを振る回数と蓋を開けるスピードに問題がある。
そこで、売場にてサラダへかけるまでのシュミレーションを行なうのだが、
「そやかて間に合わへんねん!」と一言。
いや、間に合わへん!って…である。
結局いろいろ話し合った結果、蓋をせず指で押さえて振る!
という荒業で対処することとなった。
それにしても間に合わへんってことはないやろ!
などと考えながら、寒空の下、とれとれ市へ。
買物が終り、なんか温かいもんでも飲んだれと
自動販売機の前でいろいろと選ぶなか、
疲れが出ているのか、なぜか「おしるこ」に目かとまった。
粒入りタイプの甘党泣かせ風のやつ。
「あ?、あったまるし、美味しいわ?」
あっちゅう間に飲み干したのだが…。
ん?である。
飲み干したはずの缶の底には、たっぷりと粒が残っている…。
おかあさん、疑ったりして申し訳ございませんでした。
結構、間に合わないものですね。
ドレッシングのお買上、ありがとうございました。
2008-12-19