テレビ。
休日に妻が友人の結婚式へ参加することになったので、
息子と2人っきりになってしまった。
彼には申し訳ないが、楽しいと感じたのは最初の2時間ほど。
「おとうさん」と呼ぶが、本当に「おとうさん」と思っているのだろうか?
「息子とお父さん」の関係が、「ご主人様とランプの精(無制限)」の関係のような気がしてならない。
そのくせ、泣いたりもしよる。
なにが悲しいねん!だ。
彼は私が今まで出会ってきた人のなかでダントツの甘やかされ上手だが、
いよいよ限界となった。
ランプをこすり続ける彼に愛想をつかした私は、禁断の「トーマスのDVD」に手が伸びる。
「お地蔵さんか?」である。
はしゃぎまくっていた彼が、ピクリとも動かずに釘付けに…。
楽は楽だが、やっぱり良くない。
テレビの悪影響は、いやほど耳にする。
一方的な情報を洪水のようにあび、情報として受け取れないので刺激だけを受けているらしい。
コミュニケーション不足などにも関係するらしく、時間を決めなくてはならない。
その点、妻はほとんどテレビを見ない。
「えらいな?」と思うのだが、本などの活字だけからの情報収集しかしないので
芸能人の「キムにぃ」を「キムあに」と思っていたそうだ。
それもどうかと…。
息子よ、何事もバランスやぞ。
2006-10-16