タコ。
本日はカラッと晴天に恵まれ、新年早々”とれとれ市”に。
ゲーラ君ほどではないが、元気なタコを仕入れてきた。
「私な?、上手にタコを炊くねんで?。
教えたるからにいちゃんもいっぺん炊いてみ」と愛すべきおかあさん。
立場がまるっきり逆である。
促されてタコを購入することに…。
商売上手である。
お話させていただいてふと気づいたのだが、
「タコの炊いたん」のような超シンプルな料理を
知らず知らず欲しているのではないか?と。
創作料理は、もうええねん!と…。
小悪魔風ってなんやねん!と…。
ハンバーグ!!とか、オムライス!!とか、
そのまんまがええねん!である
それをデミグラスの野郎がのっかってたり、
ええかっこしてどこそこの田舎風やら、なんちゃら風やらにしたり
「こんなん混ぜてみました!」のようなギャンブル的なもんであったり…。
ちゃうねん!いらんねん!普通がええねん!である。
まあ、たまには…、それはそれでええねんけど…
だいたいはケチャップとウスターを持ってこい!なのだ。
ちょっと興奮してしまった。
ケチャップとかは別にして、なんか心からそんな感じがして仕方がない。
伝統であったり、「おふくろの味」であったり、
”昔からあるな?”の料理が減ってきているのでは?だ。
妻よ、別にあんたに訴えかけてるわけではないので…。
世の中の話をしているわけで…。
まあ、黙って私の炊いたタコを食べたらええ。
「これや、これ!」と思わしたるさかい。
2007-01-08