オカンと私。
「母の日」たるものが、2日後に迫った。
昔は、中途半端に「なんかあげなアカンかな?」と
いらんこと考えなアカンやっかいな日でしかなかった。
また「いつもありがとう!」的な言葉など、
もう恥ずかしすぎて、照れくさすぎて、口が裂けても言えるはずがない。
高校一年生の時、寮生活だったので「○○の日」には
電報を打つという「なるほど!」っちゅう文化があった。
まあ、そりゃもう、恥ずかしくても「ありがとう」的な文章にならざるを得ない。
物心がついてからの初「ありがとう!」であろう。
だいぶ後になって知ったのだが、「敬老の日」に私の送った電報は
権利書やら入っている一番大切な金庫に保管してたほど、
今は亡きおじいは大喜びだったという。
私といえば、そんなに喜んでるとは露知らず、それによって仕送りが?と
期待に胸を膨らませるどうしようもない悪童ぶり。
しかし、息子達を授かった今、「おじい、わかるわ?!わかる!」だ。
その年齢年齢にならないと、わからないことは山ほどある。
妻を見てると、「俺んときもオカンはナンギしたんやろな?」と
「すんませんでした!」の様々な悪事がよみがえってくる。
この流れからいくと、「母の日」には”ありがとう”を言うのかと思いきや、
ところがどっこい、これまた「今さら…」ちゅうかなんちゅうか…、である。
まあ、でも言わずとも態度で示せばわかってくれるはずだ。
なんせ、オカンと私だから!
なんかあげるっちゅうても自分で買いに行くやろし、まあいらんはずだ。
まったく要求していないのが、ビックリするぐらいわかる。
なんせ、オカンと私だから!
喜ぶとしたら、なんか返すよりもオカンから受けた愛情以上のもんを
息子達に注いだったら、ええんちゃうかな??そやろ!
輪廻やさかい、次のもんへ!やな。
オカンよ、まずパソコンとかいじることがないと思うので一応書いときます。
いつもありがとうございます。
2008-05-09