ゆとり。
いつも朝早くから元気に配達にくるにいちゃんがいる。
「今日もえらい元気やな?」と私。
「昨日市場休みやったさかい、ゆっくりさせてもらいましたからな?。
水曜日は”商売が水で流れる”いうて休まなあきまへん」
本当かどうか知らないが、なるほど、うまいことを言う。
ということは、散髪屋の月曜日の休みも
「お月さんは髪の毛が無くてまんまるやろ。散髪でけへんから休もか?」
という理由で決まったに違いない。
解らないが、なんとなく自信がある。
昔の方(もしくは日本人)は、なにかとこじつけて言うのが好きな人種なのでは…。
小学校の国語の時間のことをふと思い出した。
「岩橋君、自分の口の中に木が入ったらどない思う?」と奥川先生。
「困る!」
むちゃくちゃだが、おかげで困るという漢字が書けなくて困ったことがない。
ゆとりがあったんでしょうね、昔は。
「ゆとり教育」とか、わざわざ必要なかったんでしょうね。
そんな中、行政が教育改革としていろいろな動きを見せているが、
行政がかんでくる前に、まず家庭であり、地元地域である。
ご家庭でのコミュニケーションや近所のおじいやおばあとのコミュニケーション。
そして、私「会長」とのコミュニケーションである。
かるがもクラブのちびっ子諸君。
先輩方といろいろなお話をするように!
あのな、「困る」っちゅう字はな…。
2006-10-19