めちゃくちゃ。
また最近ニュースなどで取り上げられる「食の問題」が、えげつない。
そうめんであったり…、コロッケであったり…、お米も抜き打ちで検査など…。
「信じれるものは、自分の目」とニュースで言われてたりするが、なんとも寂しい。
私自身も食に携わる仕事をしているので、なんとも心苦しい。
ひとつひとつ商品をジ?と調べ倒しての買物など、疲れてしょうがない。
電化製品を買うのに日本橋へ行き、それぞれの店で
「にいちゃん、もっとまからんか!」「もっとまけて?!」に似ている。
なにが本当の値段なのかわからない。
私はあの買物がどうも嫌いだ。あ?しんど、である。
それを毎日の買物でせなあかんとなると、ノイローゼになってしまう。
我々スーパーマーケットは、安全な食材が食卓にのぼる最後の砦である。
安心して、気軽に、楽しく買物していただくためにも、
責任をもって我々がひとつひとつ商品を吟味しなければならない。
ただ、困るのは我々でも実際わからないことなど、山のようにある。
DNA鑑定をしなければわからない…、が落とし穴であり、
ちゃんと商品の裏に表示してるから…、が信用問題につながる。
「なんで?ウソを平気で表示できるのか?」と思われるが、
実際に起きている。
メールでもそうだ。ウソでもなんでも平気で書ける。
なので、わからないことがあれば、実際に質問していただきたい。
というのも、目を見てお話するということは、
ウソか本当なのかは、「字」だけよりも絶対的に判断しやすい。
声も重要だ。
電話の声のトーンでも、まあ、なんとなくではあるが、
ふんぞり返ってえらそうに話しているか、
ペコペコ頭を下げながら話をしているか、感じとれる。
「字」だけを見て判断するよりかは、はるかにいいと思う。
なので、結局は”コミュニケーション”なのだ。
どんなつまらないことでも、聞いていただきたい。
目を見ていただければ、我々がどんな思いで食材を提供しているかを
わかっていただけるのではないかと思う。
私、かるがもクラブ会長は「愛すべきおかあさん」と呼ばせていただいてるように
愛すべき人には喜んでいただくことしか考えておりません。
ましてや、偽装なんて…、である。
とにかく、コミュニケーション。
「?」があったら、なんでも聞いてください。
2007-10-11