ですです。

営業の方が「まいどです!」なんて何人も何人も来店するって日が、たまにある。

普段ならなんとも思わないが、先日、その数があまりにも多く、

自分の仕事が思い通りに進まないせいか、なんとなくイライラしているところへだ

「すいません…、飛び込みなんですが…」って、またもや若手の営業マン。

「なんやねん…、今日は…」言葉にはしないものの、態度に出ていたかもしれない。

そう、「なんやねん、今日は…」圧力は、タイミング悪く若手の彼にのっかかる。

鹿児島から黒酢の営業で大阪へ来てたもんだからという運びらしいが…

「で、なに?どんな黒酢なん?早く!早く!説明して!」

イライラが言葉に表れているのが自分でもわかる、器の小さい男だ…。

「は、はいっ…、えっ、こ、こちらが…、その、く、黒酢でして…」

「へえぇぇ…、じゃあさ、こんなこだわりがあるから美味しいんやな?」

「ですです」

「・・・」

心の声が言う。んっ?なんや、で、ですです?と。

「ふ~ん…、納価がこれぐらいだったら、〇〇円ぐらいが売価?」

「あっ、ですです」

「・・・」

「御社には他にもこだわった商品がたくさんありますが、是非とも…」

「なるほど…、この黒酢もしっかりこだわってるからこそ…ってことやな」

 「ですです」

もうね、「ちょっと待て~~~!!!!!」なのね。

さっきから”ですですですです”言うてるけど、なんや?”ですです”って!だ。

聞くと、鹿児島の方は結構そう言うらしい…、一種の方言であろう。

おっしゃる通りでございます!的な丁寧な言葉だとか。

いやね、てっきりおちょくってんのかいな?と錯覚しかねない”ですです”。

ちなみに…と、男性は”ですです”で、女性は”です~”との説明も受けたが…

いや、もう、いらん、いらん、”です~”はいらん、”ですです”だけでええ!だ。

で、このやりとりで思ったのは、感情はコントロールできるってこと。

例えば、むちゃくちゃ怒ってたとしても、隣でおばあちゃんが

バタッと倒れたとしたら、「えっ、おばあちゃん、大丈夫?」って

怒ってたことなんかすっかり忘れられるように

イライラしてても同じ言葉を2回言われるだけで笑けてしまうのだから

人の感情なんてそんなもんやな…と。

イライラしたり、怒ったりするのは、ホント自分次第なんだな…と。

気をつけよう!なっ?

ですです!である。

2015/04/20

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  1. ヤッホー!もとちゃん…こんなのでも良いですか? より

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