てんとう虫。
嫌な季節が近づいてきた…。
先日、息子から「絵本を読んでや!」とお願いされたのだが、
表紙にリアルに描かれた「てんとう虫」の絵を見てそう感じた…。
いよいよきたか…虫の季節…と。
まあ、サンバにあわせて踊るぐらいやし、かわいいもんやろ!
そんな甘い考えでいたのだが、絵本を読むにつれ、
「アカン!てんとう虫でもやっぱり苦手や!」とドンドンとテンションが下がる。
結婚式でも活躍するキュートなイメージやったのに…だ。
えっ?こいつ、脱皮とかすんの?である。
生まれてきた時から”てんとう虫”とばっかり思ってたのに…、どうも違うらしい。
「なんやねん!気持ち悪いのー!」などと、
ぶつぶつ言いながらページをめくる。
すると、今度は脱皮どころではない事件が…。
うわっ?なんや?こいつ、肉食なん?葉っぱ食えよ!である。
しかも、「アブラムシ」という小さい虫を山ほど食べるらしいが、
その数を数字で表すことなく、「これだけ食べるんですよ!びっくりでしょ?」
と言わんばかりに”アブラムシ”の絵で食べる量を表現してけつかる。
もし、絵本の作者が隣にいたら、怒鳴り散らしているところだ。
本を読み終え、恐る恐る彼を見ると想像以上の興味津々顔。
「オエー!」とか言ってる私なんか完全に無視だ、虫だけに…。
で、翌日、仕事から帰ると、案の定である。
きっちり山ほどの”アブラムシ”と2匹のてんとう虫のさなぎ。
で、その翌々日、さなぎから見事てんとう虫になりよった。
今まで知らなかったこの偉業に立ち会わせていただけて
息子に感謝しなければいけないのであろうが、
エサとなる”アブラムシ”だけはどない考えても無理や!である。
息子よ、飼おうがなにしようが好きにしたらええ!
ただなー、あの忌わしいアブラムシの管理だけは頼むぞ。
絶対ありえへんことやけど…
もしもや、一匹でも脱走したということになれば、
お父さんは家に帰ってきませんからね。
2009/06/02
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